その604 (2005-10-10)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


昔電話で旅館を予約した時、名前の漢字を聞かれ「新しい道に女偏に少ないに子供の子で新道妙子です」と説明した。当日宿に着いてみたら予約がないという。そんなはずはない、とよくよく探してもらうと、たぶんこれが私のことだろうと思われる「正道好子」とゆー名前が‥‥。(誰?)


私の苗字は「ハマシタ」なのですが、特に電話口などでは「ヤマシタ」さんにまつがわれることがしょっちゅうなので、「Ha!マシタです」と言うようにしていますがそれでも「ヤマシタ」さんに聞こえてしまうことが多いです。最近では「Ha!」を強調しすぎると「ハマサキ」さんにまつがわれるので困っています。しかし友人などが隣にいるときに「Ha!」と強調するのは少し気恥ずかしいです。何がんばってんの?ってかんじで。(ハマシタ)


某コールセンターで働いています。お客様からお電話をいただいたときは、まず名前をフルネームで確認するようにしているのですが、名字だけしかおっしゃらないお客さんが結構いらっしゃいます。客「斉藤です」私「斉藤なに様ですか?」客「はい」私「なに様ですか?」客「はい」斉藤ナミ様でした。(nori0107)


10年以上も前のお話。当時、私の姉は「ヤンキー」でした。金髪に触覚のような前髪に濃い化粧に鋭い目つき、そして指には真っ赤なマニュキアが。そんな姉がどこかの会員カードを作る時に名前を聞かれたそうです。「亜希(あき)です。あきの『あ』は亜細亜の『亜』で‥‥」店員さんが「亜細亜の亜…」と言いながら書いた字は「悪」。「したこころ」いりませんからっ!外見を見て書きまつがえたのか?(今の姉は清純派)


職場で「○○さんの下の名前なんだっけ?」と聞かれた同僚、「正樹です。『正しい』に、植物の『き』です」「どの『き』?」「樹木希林の『き』です」わからん!(たまごっつ)


孫の顔を見に我が家へやってきた私の母。着くなり孫の顔を覗き込み、これ以上ない位の甘い声で「○○ちゃーん」と、私の名前を呼びました。(モリノク)


妹の同級生は「のうみゆう」君という。中学時代、外国人の先生の授業で、名前を聞かれ「マイネームイズユーノーミ」先生は「アイドンノー」と、あたふた。自分の子どもには、あらゆる場面を想定して困らない名前をつけたいと思う。(あらいてる)


国際結婚をした妹が日本の友人に電話をかけたのですが、外出中だったので友人のお母様に名前を告げて伝言をお願いしました。家に帰ってきた友人に向かって‥‥。お母様「変わったお友達から電話があったわよ〜。」友人「だれ?」お母様「鳥になったサチコさん」友人「‥‥」正解はトリニダット・サチコです。(飛びます)


知り合いに、子猫を2匹飼っている人がいます。子猫の名前はチップとデール。先日、その子猫が亡くなった話をきいて一言。「死んじゃったの!?えーと、なんだっけ、チッチとポッポ?」「‥‥それ、『タッチ』に出てくる犬の名前」(何気にタイムリー)

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