その629 (2005-11-04)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


さっき聞いた言いまつがいです。「お母さんが生きてるうちに起きなさい」「行かないうちに」と言いたかったようです。縁起でもない。(rosyua)


家族でドライブ中、人っ子ひとり通らない曲がりくねった山奥の細い道の運転に集中していた父が、「人がいっぱいいる‥‥」と急にぽつりと言いました。静まり返る車内。人なんか見えないじゃん!と恐怖を感じつつ「えっ!?どこに?」と聞き返すと「ごめん。『人が一人もいない』って言うつもりが逆になった」。(びっくりしてこわかったの)


ある団体の旅行感想文集。「死後の旅行なのでいっぱい楽しみました」「最後の旅行」のまつがいでした。(秋の伊豆)


テレビニュースでやっちゃってました。「消防署員がお年寄りに放火‥‥防火指導に」濁点が付くか付かないか、だけなんですけどね。(火の用心)


染色工房で大掃除中、「あの階段の下にあるムササビの漬けたの邪魔よね〜」と先輩が‥‥。あ、あれは、「またたびの漬けたの」なんですけど。(リエ)


某百貨店本店で開催されていた「北海道物産展」が近所の支店にやってくるチラシを見て、「本店でやってたの、テレビで見たけど、『お好み海鮮丼』っていうのがあってね、サケとかホタテとかがのってんねんけど、さらにウニ、イクラ、カニ、エビの中から2種類自分で選んでのせてもらえるのんがあってな。食べたかったな〜」と私が言うと「うわ〜、それええなぁ」と乗ってきたオット。「全部食べたいけど‥‥オレやったらウニとカビやな」そんなん食べたら、お腹こわすよ?(あたこ)


朝のラジオ、今日の予定のコーナーで「強盗面接会が開かれます」と確かに聞こえました。そばで夫もびっくりしていましたから聞きまつがいというよりは言いまつがいでしょう。(本当は合同面接会のはず)


黒板に「世界恐怖」と書かれていたのに気づいた私。先生はお説教している最中で、心の中で笑いつつも「世界恐慌」のまつがいだと訂正できませんでした。(抹茶鰯アイス)


ランチタイムに、あるレストランの前を通り過ぎようとして思わず立ち止まってしまいました。そこには、本日のメニューとして「おそろしいハンバーグ」と書かれていたのです。「どんなハンバーグなんだよぅぅ」とよく見たら‥‥「おろししそハンバーグ」でした。(はとち)


子供の3歳児検診に行き保健センターで渡された資料に「おぞましいおやつとは」と書いてある。子供の成長を妨げ、虫歯だらけにするおぞましいおやつとは‥‥とダークサイドを疼かせていたが「のぞましいおやつとは」のまつがいでした。(ダースベイダーママ)


職場の同僚の娘さんが朝食を食べてる時、お父さんに一言「お父さん、ねぐそついてる!」家族全員がお父さんの頭に注目しました。‥‥それはねぐせです。もし本当ならとても大変な事です。(うさこ)


弟が幼稚園の時、お友達のTくんが引っ越すことになった。弟「Tくん、今度はノグソ幼稚園へ行くんだって!」弟よ‥‥それは名草(なぐさ)幼稚園だ。(姉)


日本史の授業中。先生は貴族社会について熱弁を振るっていました。でも黒板の文字は「遺族」に‥‥。気になって授業の内容は何も覚えていません。(幹)

みなさまからの投稿も募集中です。ぜひ、お気軽にご参加ください!
ページトップへ
前へ 次へ
感想を送る    
ほぼ日のTOPへもどる