その634 (2005-11-09)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


うちの息子は三国志からとって「子龍(しりゅう)」といいます。「子竜」とはよく書き間違われるのですが、先日もらった小児科の薬袋には達筆で確かにこう書かれていました、「子亀」。(親子亀)


私の名前は「典之」です。実直でどっしり落ち着いた人間との自負があります。郵便を送るというので、とある会社に電話で説明しました。「ノリユキのノリは辞典の『典』です!」後日届いた郵便には「転之」とありました。ワシは地球みたいにくるくる回転するんかい!この一件以降、「ハムラビ法典の『典』」と伝えております。(典之)


高校時代、それをやらかした張本人である先生から聞きました。僕の「智之」と言う名前の漢字を聞かれ、智慧の「智」に‥‥。とそこまで良いのですが「之」の字を説明するのに苦労したのか「先祖代々之墓の『之』」と説明なさったそうな。もうちょっとよい例はなかったのでしょうか。(智之)


知人は、電話で「之」という字を説明するのに「カタカナの『エ』に似た漢字です!」と言い切っていました。ひらがなの「え」やろ!(ぽ)


ニシモトという苗字です。漢字で書くと、ほとんどのニシモトさんは「西本」だと思います。領収書をもらう時は、念のため、「東西南北の『西』に、『本』です」と言っています。この間、食事に行ったときも同じように言ったところ、宛名に「西日本」と書かれました。確かに、「西に本」だけど‥‥。そんな名前の人、いますか?呆れを通り越して、笑ってしまいました。(にっしゃん)


鼻詰まりのわたしの友達が、レンタルショップで会員になったときのこと。「お名前は?」「ミムラです」「えーと‥‥?」「ミ・ム・ラです」会員証に書かれた名前は「ビブラ様」だったそうです。(ミムラの友)


海外から小西さんという縦横小柄な男性に届いたFAX。あて先は「Konishiki」となっていました。縦横拡大コピーになった彼がしこ踏んでいる姿が頭をよぎりました。(牛乳屋さん)


中国から「ウーさん」というお客様と通訳の方が来られることになっていた日。ちょっと用事がたて込んでバタバタしているところに、上司から「誰がくるんだっけ?」と突然聞かれたため、慌てて、「ウーさんと、ツーさんです!」と元気よく大きな声で答えてしまいました。(「ふーん」と納得してましたけど)


実家で飼っている犬は「メイ」、私は「アイ」で、姉が一人います。実家の母はよくまつがえて、私を「メイ」と呼び、犬を「アイ」と呼びます。更に姉を「メイちゃん」と呼び、犬を「姉ちゃん」と呼びます。(もしかして、犬より下?)


私の名前は恵(めぐみ)です。小学校低学年の頃。父に「おい、ねずみ」と呼ばれたことがあります。(わたしはめぐみ)


昔、動物病院に勤めていた時のこと。受付の女の子が待合いに向かって「○○たろうちゃ〜ん」と、呼んだところ飼い主さんが顔を赤くして「それは私の名前です」と、来られたことがありました。けっこう、いいお年のおじさんでした。(ゆみ)


恋人が「ねえ、ルパンくん」とわたしに話しかけてきた。けっこう笑えた。『ルパン三世』のサントラ音楽を聴いていたときのことです。(栗鼠)

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