その645 (2005-11-20)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


風邪をひきまして、熱を測ろうかと電子体温計を取り出し、ONにするべく先端をテレビに向けてピッ。(た)


朝、すっきり目覚めて朝食の用意しようと急須にお茶ッパ入れたら‥‥。それはコーヒーでした。おまけにインスタントの。お湯入れておいしくいただきました。(ひろ)


居酒屋に行ったときのこと。タバコに火をつけようと思って、ライターを手に取って火をつけようと思っても、火がつきませんでした。よーく見たら、それは箸置きでした。(同じ大きさなのがよくない)


朝起きて、玄関の前に置いた自転車を確認しようとして、ドア穴からのぞいてみた。目の前が真っ暗になった。私はウィンクができないので、左目を手で覆い、右目で穴をのぞくはずが、隠した左目の位置にドア穴が‥‥。左目が見る気まんまんでした。あぁ右目‥‥。(カナカナ)


昨晩、お風呂で使った洗顔フォームを次の日の朝、洗面所で使おうと思って取りに行きました。まちがえてシャワーを出し、あまりのことに身体が動かず朝からずぶ濡れになりました。(シャワーの出始めは冷たいっ)


温泉に行ったときのこと。備え付けのシャンプーとリンスがあったので、それで髪を洗うことに。シャンプーをすすぎ終わったので、手探りでもう一本のボトルから中身を手に取り、髪へ。途端に、モコモコ泡立ったのです。ボトルをまつがえたと思い、慌ててもう一度すすぎ直し、もう一方のボトルから中身を出して再び髪へ。すると何とまたまた泡立つのです。おっかしいなぁと思いながらも自分の勘違いを恥じつつ、確かに今のと違うほうのボトルから中身を出したはずなのに、恐る恐るつけた液体は見事に泡立ちました‥‥。視力0.02の私、後でメガネをかけて見てみると、両方シャンプーでした。(キューティクル全滅)


初めてガソリンスタンドで給油をしたときのこと。給油を終えた車を誘導するために、店員さんから、「どちらに行かれますか?」と聞かれました。しかし、給油初体験の私は、道路を左右どちらに行くのかという意味の質問だとわからず、「これから家に帰ります」と不審な顔で答えたのです。一瞬間を置いてから、その店員さんはブッと吹き出し、その質問の意味を教えてくれました。(スタンドマン)


体調が悪いので、休暇をもらおうと会社に電話した。「○○課長、いらっしゃいますか?」「来てませんけど‥‥」「じゃあ、△△主任はいらっしゃいますか?」「来てませんけど‥‥」「えっと、じゃあ‥‥」「あの、今日、日曜日です」「えっ」「だから、電話しなくて大丈夫です」「‥‥休出ごくろうさまです」月曜日だとかんつがいしていた。(なあ)


その昔、親に内緒で彼女のお部屋にお泊りした弟。朝の身支度に彼女のドレッサーを借りて目の前にあったムースで髪をセットしたところ‥‥数分後、両サイドの髪がごっそり抜け落ちてモヒカンになってしまいました。除毛ムースなんて存在、知らなかったんだそうです。その後、しばらくの間スキンヘッドの言い訳に苦労していました。(りろ)


数年前の事、都心のアパートから実家近くのアパートに引越しをしたとき、「友達に鍵を渡しておいて、当日は(引越し先の)掃除をしておいてもらうんだ」と母に言っておいた。当日、私が新居で荷物の整理をしていると、来客が。玄関の扉を開けると、母が立っていて、深々と頭を下げながら「いつも娘がお世話になっています。○○(私の名)はいます?」と私の顔をしっかり見ながら真顔で言い放つ。友達が先に来ていると聞いてたばっかりに、思い込みの勘つがい‥‥。(親にも忘れられるくらい印象薄い顔なのか?)


3クラス合同の同窓会の幹事をしました。各クラスに幹事はいましたが、ワープロを持っている私が招待状の担当。(ホームワープロが普及し始めた頃)当日、なぜか1クラスだけが参加者ゼロ。数ヵ月後、年賀状を作ろうとしたら、ワープロの用紙トレイに1クラス分の宛名を印刷済みの葉書が入っていた。(引き出し式で、外からは見えない)裏面を印刷しようとしてそのまま忘れていたようです。怖くて、未だに関係者には話していません。(ごめんなさい)


私が向かいのホームにいる友達に手を振ったところ、ホームとホームの間にあった電車に乗っていた三人組のおばさんが手を振りかえしてくれました。しかもわざわざ持っていた大きな荷物を床に置いて。なんだかちょっと楽しかったです。(友)


友人は成人式の日に振袖を部屋のドアにはさみ、ワンショルダーにした逸話を持っています。(ど根性ガエル)

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