その718 (2006-02-01)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


息子が小1の頃、カレーライスのご飯が余り、「おかあちゃん、カレーのレーかけて!」後からルーだよと教えても「カレーだからレーじゃないの?」と納得いかない様子でした。(もか)


ことわざに興味を持ち出した小1の娘、「やっぱり、花よりリンゴだよね〜」。(確かにあなたはリンゴ好き)


小さな娘二人を自転車に乗せて走っていたときのこと。道ばたにあった花壇のバラがきれいに咲いていました。ソレを見つけた4歳の娘。「わぁー、きれいなバナのハラ!」あんまりかわいくてくすくすが止まりませんでした。(ペンはネームじゃ!)


3歳の息子とホットケーキを焼いていたときのこと。ひっくり返したホットケーキを見て、息子がひとこと。「かーたん、ケーキがねずみ色に焼けたよ!」きっと彼が言いたかったのはきつね色。気持ちはわかるんだけど笑えました。(ぴぴ)


下の子が幼稚園のとき、小学生の兄の運動会を見に行き興奮して「お兄ちゃん、ばんがれ〜!!」と声をからしていました。顔真っ赤にして一生懸命応援してた。(eye)


うちの娘(3才なりたて)の3段活用です。娘「カルス!ちょうだい!」私「???何?」娘「だからカルス!」私「はい?なんだって?」娘「あ!?あ〜〜ん、もう!カルスピ!」私「‥‥カルピスかな?」娘「違うっ!もお〜、カピルスだってば!」私「‥‥だからカルピスじゃないの?」娘「だからぁ、カルスって言ってるの!」けっきょくカルピスなんですけどぉ。(かよ)


幼稚園に通う4歳になる甥が「かおりちゃん(幼稚園の友達)はね、『センブリラ』が好きなんだって」と言った。私はしばらく考えて「『シンデレラ』でしょう?」と間違いを正したら「うん、そうそう『センブリラ』」。と最後の最後まで「センブリラ」と連呼していた。(福猫)


小学3年生の男の子に、ちょっと難しい頼みごとをしました。さいごに「わかった?」と確認すると「まっぱくわからん!」と断られました「まったく」と「さっぱり」。それほど彼には難しいお願いのようでした。(ひろ)


新年に近くの教会に行ってきました。牧師さんのお説教の間、そこかしこで、小さい子達がヒソヒソ。「ママ、なんじのニンジンって何?」かわいいねえ。(汝の隣人)


次男(小4)のほっぺはツルッツル。「おお〜う!まるでベルベットのような肌触り!」とほめたのに、ちょっぴり悲しそうな顔で「えー。あの、ほっぺたがこーんなになってるやつ?‥‥あ。違った。あれはブルドッグか」。(おとみ)


結婚したばかりで、まだ若かった頃、隣の2歳の坊やに、「おばちゃん!」と呼ばれました。彼には2つ年上のお姉ちゃんがいたので、私はおばちゃんだわねぇ‥‥と納得していたのですが、その子のママが、とても気にして、「おねえさんでしょ」と何度も注意してくれました。その日も、私を見つけ、「おばちゃん」と呼びかけようとした彼、言っちゃいけないと思ったのでしょう。「おば‥‥おじちゃん!」だって。(今じゃ、りっぱなおばちゃん)


『ネプリーグ』という番組を見ていました。「この指は何?ひらがな5文字で書け」という問題に、娘(幼稚園年長)は「お・ね・え・さ・ん」と。正解は「くすりゆび」でした。(かよらん)


やっと冬休みになったパパに、幼稚園の娘が「ババ抜きと神経痛やろうよ〜」と、おねだりしていました。ま、神経衰弱という名前自体もアレですが。(よちのん)


小さい子は言いまつがいの宝庫ですが、息子の場合、今でも記憶にあるのは「ぼくは、事務教育だから!」といばったこと、「単身不倫!」と言い切ったこと、映画館でセーラー服の女の子の画面を見て「あのひと、スケバさん?」と小さな声で聞いたこと。(タラの母)


三歳の息子がドライブ中、夜空を指差して叫びました。「おこさまっ!」見上げてみると、きれいな三日月が‥‥。「おつきさま」って言いたかったんだろうな。(ろりこ)

みなさまからの投稿も募集中です。ぜひ、お気軽にご参加ください!
ページトップへ
前へ 次へ
感想を送る    
ほぼ日のTOPへもどる