その775 (2006-03-30)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


先日、同僚と食事に行くときの出来事。バタバタとあわてていた私は「ごめん、待って!」というところを「ごまん!」と社内中に響くほどのでかい声で叫んでいました。(インコとわんこ好き)


電車での女子高生の会話。「十年ぶらいぐりやで!」「‥‥十年ぶりぐらい?」これから受験みたいでした。がんばれ!(20年前の受験生)


RIPSLYMEの新曲『Hotchocolate』のPV、本物のチョコレートで街が作ってあってなんかおもしろい!と思ってダンナに「テレビ見て見て」と言った後の私。「ちょかってるツカレート、本物なんだって」(chothocolate)


外でランチを終えた部長が、職場に戻って来て一言。「このくさ、へやくないか?換気をしなさい」その場にいた社員たちは誰も突っ込めませんでした。(よし)


幼稚園の娘に指の名前を教えていた時、小指のことを「こやゆび」と言ってしまいました。(よっち)


吹雪の中を帰ってきた母が言った「今日はなんて天気なんだ。風が強くて、雪が斜めに降ってて、ブルドーザーで!」除雪作業でもしてたのかな?と思いハッと気がついた。「もしかしてそれ、ブリザードでは?」(雪国の娘より)


小学校6年のとき、委員会でひとりずつ決意表明をすることになって緊張した友達は、しどろもどろになり、ついには「みんなの足を引っ張ってがんばりたいと思います」と締めくくってしまった。会を崩壊させる気か。(落ち着けー!)


ある日の仕事中、何だか胃がシクシクして気持ち悪い。すると、彼氏のいない私に後輩が一言。「妄想妊娠だ!」おぅ!妄想でも何でもしてやるさ!(ゆみこ)


カラオケの受付をしようと思ってカウンターに並んでいたら、おばさん二人組に割り込まれました。焦ってもしょうがないと、時間をつぶしてたのだけど、割り込んできたおばさんたちが呼ばれたあとも、なかなか順番が回ってこない!だんだんイライラしてきて、つぶやいた私の一言。「まったく、あの割引(わりびき)おばさん達め!」(順番は守りましょう!)


大学生の時にパン屋でアルバイトをしていたとき。店長から「お客様には、『ありがとうございました』ではなく『ありがとうございます』と言いなさい」と教育を受けました。ところが接客中に、「ありがとうございまし‥‥」と言いかけてしまい、このままでは「ました」になってしまうと思った私は、「ありがとうございましー!」と伸ばしてしまいました。お客さんも店を出るときに首をかしげていました。(アレ)


私の高校の終業式でのことです。体育教官が「このあと言う部活の生徒は残ってください」と言い、続けて「バスケットボール部、バレーボール部、バドミントンボール部‥‥ん?」(1994)


級友から聞いた話です。ある日兄と口喧嘩をしていた時、頭の中で準備していた台詞「わるかったな!」と「うるせえな!」が頭の中を駆け巡り、「わるせえな!」と言ってしまったそうな。兄、爆笑。喧嘩終了。言いまつがいは平和をもたらすのです。(環)

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