その781 (2006-04-05)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


国語のテストの言いまつがい解答例。問「『羅生門』の作者を漢字で答えなさい」答「茶川襲之介」ちゃがわおそいのすけ!?テストの採点はとても楽しい。(せんせい)


家庭科のテストで、「ポタージュなどスープの浮き実にするもの」という問題に「トルコン」と答えた友人T。答えは「クルトン」なんだけどねー。(コーンスープが飲みたい)


私が以前、塾で中学受験理科を教えていたときのことです。「日本で最も多いサクラの品種は?」という問題に「バラ」と答えていた生徒がいました。びっくりして、他の生徒の答えを見てみると、ユリとかチューリップとか、いろんな花を答えていました。小学生はほんとおもしろいですね。(サクラよりバラが好き)


答えが「ショート」の問題があり、先生が「野球のポジションにある」というヒントをだしてくれたテストに「ベンチ」と書いた子がいました。(イチ)


中間テスト直前の家庭科の授業中のことです。授業でやっていたのは無機質・ミネラルについて。先生は「最近はミネラルを食べものではないものから摂取する事が多くなっています。それは何でしょう」と質問しました。答えは「サプリメント」でした。しかしさされた子の答えは「麦茶」なぜ麦茶と答えたのか誰もわからずクラス中が「?」となっていたところ、誰かが「ミネラル麦茶だ!」と叫びました。クラスは大爆笑。つまらない家庭科の授業が少しだけ楽しくなりました。♪ミネラ〜ル麦茶。(らいおん)


中学生の頃、塾で出てきた世界の宗教のプリントに、日本「イム教」って書いてあった。えっ?何それ?そんなどっかの邪教みたいなの受験勉強用の教材に載せていいの?しかも、聞いたこともない!インドがヒンドゥー教とかなのは知っている。イスラム教だって知ってる。でも、イム教って何?けどしかたがないから、次回のテストで、日本「イム教」って書いてみた。返ってきたテストには、日本「イム教」正解。でも、ほんとに聞いたことないなぁ「イム教」‥‥と思い、もう一度プリントを確認して気づいた。それが「イム」ではなく「仏」という漢字だったことに。そう、日本「仏教」がほんとの正解でした。(イム教徒)


幼稚園のころ「だるまどん」というキャラクターが出てくる絵本が大好きだったわたし。小学校お受験対策で塾に行って受けたらしきテストが引き出しの奥から出てきて、ほほえましい珍解答を発見しました。「『どんより』を使って短文を作りなさい」という問題に一言「だるまどんより」って。「FROMだるまどん」っていう短文をつくったみたいです。(あい)


その昔息子は、漢字の成り立ちの「()にことばを入れなさい」という問題で「『休』は(人が木の横で)休む様子を表わしている」と書くところを思いっきり『(体がつかれるので)休む様子を表わしている」と書いていた。○つけに悩んだらしい先生の姿がかすかに×のゆがみに出ていた。(ありがとう先生)


つい最近あった社会科の期末テストのこと。「次のア・イの河川名はなんでしょう。図2から答えなさい」という問題があったんですが、肝心の図2がどこにもない!クラスのあちこちから「ん?」という声が連発されるなか、あわててやってきた社会の先生が図2が印刷されたプリントを配布。そして見ると‥‥今度はア・イがない!またもやクラスに不穏な空気が流れるなか、また同じ先生が来て黒板に簡単な世界地図を書いてひとこと。「アはアフリカのナイ‥‥っ」おいおい、答え言ってどうする?てか、ちゃんとテスト確認しとこうよ。(先生はトリノを見てて寝不足だったそう)

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