その855 (2006-06-18)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


朝の4時、半分寝ぼけてお弁当を作っていたところ、ふと見た足元に椎茸が。「いつ落としたんだろう」と思いながらキッチンペーパーでつまんだら、スリッパの先から出ていた私の足の指だった。目が覚めた。(マダム)


月曜日の朝のこと。ねぼけながらもスーツに着替えた夫になんか違和感を感じてよく見ると、第一ボタンを開けて着たワイシャツの中にまた第一ボタンを開けたワイシャツを着てました。昼過ぎたあたりから思い出し笑いがとまらなくなりました。(ちえ)


飲み会の帰り、いい感じに酔っ払った友人は、駅の自動改札口に一万円札を一生懸命入れようとしていた。そして降りる駅の改札機に免許証を入れてしまい、機械を詰まらせた。(ブラス)


朝、電話が鳴りました。受話器を取ったのに、電話の向こうはしんとしているし、ベルは鳴り続けてるし。鳴っていたのは携帯電話。買ったばかりで着信音を変えてなかった。急いで持ち替え、セーフ。(佐藤)


コーヒーを飲もうと思ったら。詰め替え用インスタントコーヒーを入れていたビンが空なので、まだ残っている袋からビンに移しました。そして電気ポットに向い‥‥「何してるの?」という息子の声に手元を見ると、今詰め替えたビンの中にお湯を注ぎこんでおりました。くやしいのでこれを濃縮版として冷蔵保存して薄めて飲むことにします。今試したところ、5倍に薄めるとちょうどいいようです。(カルピスじゃないけど)


事務所でインスタント・コーヒーを飲もうと思ってまずはマグカップを温めて‥‥とポットからお湯を出したら、マグカップからお湯がすごい勢いで飛び散り、あたりはビショビショに。棚から出したマグカップをひっくりかえしたまま、お湯をそそいでいました。(みきちゃん)


喫茶店でバイトを始めたばかりの頃、「ウインナーひとつ」という注文を受けて、おつまみメニューの「ソーセージ盛り合わせ」を持って行ってしまったことがありました。連れの方の注文は紅茶。お客さんの表情は「???」‥‥注文はウインナーコーヒーでした。ソーセージだけ注文するってのは、変ですよねぇ。よく考えたら。(したら)


電話をかけおわって、最後にバイバイという時、受話器に向かって手を振ってしまいます。そこに、電話していた人の顔がある気がするんです。身内では特にそうなります。最初に指摘された時は内容を理解するのに時間がかかりました。それほど自然に手を振ってました。(えびぷり)


夏休みも終わりに近づき、おばあちゃんの家から東京へ帰る日。バタバタと帰る支度をし、表で待っていたタクシーに荷物をつみこみ、母は5才の私の手と2才の弟の手をにぎって、タクシーに乗り込みました。遠ざかるタクシーにいつまでも手を振るおばあちゃんとお手伝いさん。いつまでもいつまでも‥‥。母も私も弟も一生懸命手を振りかえします。ん?何か様子が違います。お手伝いさんがタクシーを追いかけてきます。慌ててタクシーを止めてもらうと、お手伝いさんは母が忘れていったネックレスを持ってきてくれたのでした。お礼を言いながら受け取り、再度、タクシーが走り出します。また、おばあちゃんが大きく手を振っています。いや、違う!おばあちゃん、何か叫んでる!今度は何?タクシーを止めて、走って戻っていく母。大人達がわらわらと家へ一旦引っ込み、次に現れた母は腕に一番下の弟を抱いていました。そうです、母はお座敷ですやすや眠っていた彼を忘れたのでした。無事、子供も荷物も全部積み込んで、ようやく、タクシーは走り出しました。母を筆頭に私も真ん中の弟も、おばあちゃんもお手伝いさんも、一番下の弟の存在忘れていたんだから、ひどいものだ。(tabasa)


先日、電気をつけたまま寝てしまい姉が発見してまだ半分寝ている私に「電気消すよ!」と言ったところ「TPOに応じて」と答えたそうです(まったく記憶にありません)

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