その866 (2006-06-29)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


昼に入った定食屋で、我々はモツ鍋定食を3つ注文しました。オーダーを復唱した店員さんの口から出たのは、「ミツ鍋もっつですね」。(もっつっていくつだ)


焼肉屋でバイトしていた頃。あまりに忙しく、混乱したまま厨房にオーダーを叫んだ。「お願いしまーす!ダイスのライ3つ!!」普通にライスの大が3つ出てきました。(誰も気付かず)


あるファーストフード店でレジに並んでいたとき、私の前で支払いをしていたお客さんにおつりの500円を渡しながら、店員の女の子が「500万円になります」と言っていた。(財布にはいらねえ)


レジでおつりのお札を渡す時、「ご一緒にご確認ください」と言うところを、「ご一緒にお楽しみください」と言ってしまったアルバイト初心者の妹の、「1、2、3、4‥‥」のカウントに合わせて軽くリズムをとって楽しんでくださった方、その節はありがとうございました。(姉より)


上司に聞いた話です。先日、某観光地の池を眺めていたらアメンボウがすいすい泳いでいて、「アメンボウなんて最近見ないな〜」としゃがみ込んで観察していたそうです。すると横にいたオバチャン4人組のうちの1人が「あら、こんなところに大きなアメーバがいるわ!」すると別のオバチャンが「こっちには小さなアメーバもいるわよ!」口々に「アメーバ!アメーバ!」と連発していたそうです。4人そろっての言いまつがいに、上司は笑いをこらえるのに必死だったそうです。(さば子)


喫茶店で、隣のテーブルの女性二人。「そろそろ水着のために、痩せなあかんな〜」「う〜ん、私、あれにしょうかな。あの、布みたいなん巻きつけるやつ。ごまかせるし」「何やったっけ、ファラオ?」「ちゃうちゃう。パラオ?あれ?ちゃうな〜」「え〜っ?パジェロ?」結局、「パレオ」という答えを出さないまま、店を出て行きました‥‥。(古代エジプト君主が、南の島で、水着の上に布を巻きつけて、4WDに乗る?)


室内を虫が飛んでいたので外に出そうとしました。「蚊?」と聞かれ「違う。は!」と大声で言ってしまいました。(ハエが飛ぶ)


父と車に乗っていたときのこと。ちょっと路上駐車して後部座席のワタシが車道側から降りようとしたら‥‥。後ろからバイクが来てたみたいで父があわてて「ど!閉めて!」って。ドアと戸が一緒になっちゃったのね。(あわてて閉めましたヨ)


先日、同棲中の彼と近くの飲食店へ晩御飯を食べに行ったときのこと。たまたま私だけが財布と家の鍵を持っていたため、「いま私がいなくなったら家に帰れなくなるね」とからかっていました。しかし「そんなことはあるわけない」とつめたーい返事。むっとした私から出た言葉は「今からできるおきごとによってはわからないじゃん!」(いまから起きる出来事)


私が15歳だったとき、45歳の伯母が言いました。「あんたが30歳になったら、わたしは90歳だね」単純に3倍してはいけません。(姪)


「私、昭和80年代生まれですよ」違う。それは西暦だ。(昭和59年生まれ)


旅行業に従事しております。本日、取引先の方から「出発日を変えてください」とお電話がありました。ちょっと慌てた風だったので予約端末に切り替え、「いつにしましょう?」と返すと、「6月31日で!」いきなりまつがいを指摘するのは失礼かなと思い「いや、ちょっとその日は‥‥」と答えると、「どうして?!」と詰問口調。「6月31日はございませんので」先方もやっと気づいて大爆笑でした。(でも、「じゃあ7月1日」でもなかったのは不思議)


友達に、このピンいくら?と聞かれたので「2個100円」と答えるつもりが、「2個100個」と。(そら)

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