その875 (2006-07-08)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


先日友人とカフェで炭酸飲料の話をしながら自分の飲み物に口をつけたらブラックのアイスコーヒーだったので思わず吹き出しそうになった。コーラだと思い込んでいた。(炭酸苦手なの)


髪を洗い、ドライヤーで乾かし、「洗い流さないトリートメント」をつけた‥‥つもりが、液体の感触がなんとなく違う。よく見ると、つけていたのはコンタクトの洗浄液でした。(瀬羅)


カップスープをジャスミンティーで溶いたり、番茶で溶いたりした方がいらっしゃいましたが、我が社ではインスタントコーヒーを番茶で溶いてしまう上司が多数おります。そしてまつがいに気づいた後、どの人もなぜか一様に「香ばしいコーヒー飲むか〜」と言い訳して席に戻ります。(あちゅ)


わが社は夜間だけセキュリティチェックがあるのですが、ある日警備員さんに「お疲れさまでーす」と挨拶しながら社員証ではなくSAISONカードを見せていました。ぶじ通過した直後にお互い「‥‥んっ?!」(ちゃんと見てね)


ゴールデンウイーク中、アウトドアなイベント続きで疲れていた夫が言いました。「今日さ、セルフスタンドで給油したらやたらとおつりが出たんだよ」おかしいと思いながら発進させたら、車は給油ランプがついたまま。しばらく走らせてからやっと、「10リッターのつもりで1リッターしか入れてなかったんだ!」と気づいたそうな。(普段は完全インドア派)


朝のラッシュ時の電車内で居眠りから覚めると、私はどこか違和感のある雰囲気を感じました。ぼんやりした頭で「う〜ん、なんだろうな〜」と考えながらふと扉を見ると、なんと「女性専用車」の表示が!自分がとんでもないことをしてしまったことを悟り、激しく狼狽しました。しかしよくまわりを見回すと、私の他に男性数名がやはり全く気づいていない様子で同じ車両に乗っています。なんとなく心強い援軍を得たような気になって、私は気づかないふりをして再び居眠りを始めました。降りる駅までの10分が長かったこと‥‥。(女性専用車が導入されて間もない頃)


研修を終えて、地下鉄に乗るためにホームで待っていると、となりに並んだ男の人が、私のほうをちらちらと見る。イヤだなー、ちかんか?と思い、無視していると、その男の人は、さらにあからさまに私のほうを見る。しかも、どうやら私の胸元を見ている様子。自慢じゃないが、私はFカップ。「見てること、ばれてるよ!見んなよ!」オーラを思い切り出してつんとすまして横を向くのに、そやつはまだ懲りずに私の胸を見る。もう、あったまに来た。そいつのほうに向き直り、思い切りにらみつけ、フンっと顔を背けて隣の列に移動しようとしたら、「いえ、そうじゃないんです。名札、ついたままです」と。研修会場からずっと、胸に名札つけたまま歩いてきてたのね、私。「ごめんなさい」と謝ったものの、恥ずかしくて、やっぱり隣の車両に移りました。名前も、覚えられたかなぁ。(チカン、あかん)


出産間近の定期健診で、診察台に横たわった私の足を一瞥して「あれ?むくんでますね」と医師。えっ?気をつけてたのに、塩分摂り過ぎだったかなとうろたえる私。ささっと足を触診した医師は涼しい顔で「あ、大丈夫、大丈夫。むくんでるんじゃないです」‥‥そ、それはどういう意味ですか!(岩垣先生お元気ですか?)


数学の授業中、席が真ん前にも関わらず激しい眠気に襲われた私はなんとか黒板の計算を写そうと、「3x+5y=大理石」とノートに‥‥。(どんな方程式だ?)

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