その917 (2006-08-19)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


わが部署にコーヒーメーカーがやってきた日。張り切って部長がコーヒーを落としてくれた。お客様に出して後片付けしようとしたら、フィルターの中はからっぽ。部長はインスタントコーヒーの粉をフィルターにセットしたのでした。おいしい、って飲んだ私たちの立場は‥‥。(雪あかり)


今朝のことです。「さぁ〜、歯を磨こう」と電動歯ブラシを右手に持ち、練り歯磨き粉のチューブを左に持ち、歯ブラシにのっける前に歯ブラシのスイッチを入れてしまいました。ブルブルしてて、すごくつけづらかったです。(たまっこ)


ある日、夕飯の支度をしていた私、削り節でダシをとっておりました。弱火で2分、さあできたと、ザルを流しの上に構え、鍋から注ぎました。ダシが入るはずのボウルは空っぽ。ザルには削り節がきちんと茹で上がっていました。泣く泣く、もう一度ダシをとりました。(ダシガラよりダシが好き)


ナースコールと電話が同時になった。電話に「どうしました?」ナースコールに「○○病院です」両方とも相手は用件を言ってくれました。みんなよい人たちだ‥‥。(ナース17年目)


中学生の時、友人と道を歩いていると、行く手に白いものがうずくまっていました。二人とも視力が悪いので、なんだろうとよく見ようとした時、その物体が、つつ〜っと道端に移動しました。「犬!」と言おうとした私は、そちらを指さして、なぜか「ワニ!」と叫び、友人は、「ひゃあっ!」と驚きました。その声に私もびっくりして逃げようとしました。正体は風に吹かれて動いた買い物袋。二人とも笑いすぎて力が抜けました。(黒いミニライオン)


「失礼します!」と言いながらコンビニに入った方のまつがいがありましたが、私はトイレの個室に入る時に同じまつがいをしました。(一人で赤面)


接客業をしていた頃お客さんの多い店内を台車を押して歩く時「失礼いたします〜」と大きな声を上げる習慣があったのですがバーゲン会場でつい人込みをかき分けて行こうとして、癖で、自分が客だということを忘れ「失礼いたします〜」と大声を張り上げてしまいました。そこにザッと空間が空いたのですがその場にいた女性達の冷ややかな視線が痛かったです‥‥。(ばななねこ)


生まれて初めて産婦人科での診察の日。「下ばきを脱いで診察台におあがりくださいね」と優しい看護婦さんの言葉。ドキドキの私は、なぁーんだ、簡単、と、言われたとおりにして座っていました。先生がお見えになって、「?」という顔。優しい看護婦さんが突然優しくなくなりました。「下ばきを取ってくださいって言いましたよね」「はい?」スリッパはきちんと脱いでそろえたつもりでしたが。(パンツって言ってヨ〜!)


連日のように、朝、大好きな片思いの彼に電話しては泣きながら出かけていた日。電車からぼ〜っと外を見ていました。すると線路脇にある植え込みに白い鳥が一羽いるのを発見。じ〜っとこちらを見ています。目があっている間、「鳥さん、私ね‥‥今つらいのよ」と話しかけていました。が、次の瞬間角度が変わり‥‥あれ!?鳥さん!?‥‥白いビニール傘でした。(相当疲れていると思いました。)

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