その921 (2006-08-23)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


私の名前は「みゆき」です。「三由紀」と書きます。ダイレクトメールに「油紀様」となっていたときにはひっくり返りました。三、縮めすぎやし。(事務員34歳)


私の名前は「彰子」なのですが、小学校の頃、担任の先生に連絡袋に「障子」と書かれました。よりによって故障の「障」って‥‥とへこんだ後に、「ってゆーかショウジかよ!」と気づいて、今度は思わず笑ってしまってました。(Kon)


私の名前には「都」という字が入っているのですが、テストなどで急いでいるとうっかり「者」で提出してしまいます。この前も「者って誰だよー」とからかわれたのですが、からかったヤツも「駿」が「馬」になってたので許してやりました。(都)


当方、名字を「城間(シロマ)」と申します。地元沖縄では珍しくない姓なのですが、県外の方には耳慣れないらしく、シロノシロタヒロマなどと聞きまつがわれ、ジョウマとよく読みまつがえられます。先日クリーニング屋に行って名を名乗ると、おばちゃんはためらいなく伝票に「白馬」と記入してくださいました。非常に新鮮なまつがいでした。(王子さまにはなれません)


昔まだ新入社員だった頃、職場で「大間(おおま)さん」という名前の方がいらっしゃいました。「こちら、大間さん」と紹介されて、思わず口をついて出てしまいました。「お馬さん‥‥?」‥‥頭に浮かんだことをすぐに口に出すのはやめようと固く誓った社会人第一歩でした。(当時はまだ天然で許してもらえた)


髪の毛をシャンプーしている真っ最中、「お母さん、お馬さんから電話だよ」と娘が言うので、目をつぶったまま「誰?何?お馬さん?お馬さんから電話なんてふざけないで」と叫んだら、本間さんのまつがいだった。しかも目を開けると、娘は受話器を押さえもせず私に差し出していたので、すべて本間さんに聞かれてしまいました。(ポニー)


「那須さん」という方の漢字を電話口で説明するときに、「那覇のナに、須藤のスです」と、中途半端な人名「須藤」で説明してしまい、瞬時に流すか理解してほしかったけど「えっと?」と聞かれたので、「須藤さんのスです」と押しとおしました。(るんるん)


昔勤めていた会社の得意先に「乳山さん」という方がいらっしゃいました。自分のお名前をはずかしそ〜に発音するおじさまでした。新入社員だった私は電話を受けたときに「○○会社の乳山です」の名前の部分が「チチ山」なのか「タチやま」なのか「シシ山」なのかど〜しても聞き取れずいつも「○○会社様からです」と言って受け継いでいました。あるとき「○○会社の誰か言ってくれないと困る。聞き取りにくいときは、どんな漢字を書きますか?と聞くといいよ」と注意を受けました。それで、さっそくはりきって聞いてみました。「○○会社の乳山です」「すみません、聞き取りにくいのですが漢字を教えてください」「‥‥(なぜか不穏な沈黙のあと)おっぱいの『ぱい』だ!」(パイってどんな字?)

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