その963 (2006-10-04)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


高校時代の世界史の再テスト。テスト内容は世界の国名と首都を答えるものでした。しばらくして返ってきた答案用紙を見ると、「カメルーン」と書いたつもりでいた解答にはっきりとした文字で「カルメーン」と書いていました。(でも無事高校卒業)


私の弟は、小学生のときの算数のテストで、三角形の各部の名称を記入する問題に、「頂点」と記入するところを「うちょうてん」と書きました。職員室で話題になり、「正解にしてあげれば?」という先生もいたとか。(ある意味正解?)


私が高校の頃の彼氏と、テストが終わって会話をしていた時のことです。動物を使った慣用句の問題。本性を隠しておとなしくしていることをなんといいますか?「()をかぶる」なんて書いた?と聞いたら、自信ありげに「猫の皮」。皮?!猫の?!(あやく)


私が中学の頃の珍解答です。高校受験前の模擬テストにて。教科は社会科。分野は地理。小さな白地図の横にはこんな問題文が。「この地図の中にない大陸は何か」よーし、楽勝。‥‥ところが私にはすべての大陸がそろっているようにしか見えないのです。「南北アメリカでしょ、ヨーロッパでしょ、アフリカでしょ、アジアでしょ、オーストラリアもあるし‥‥えー?なんでなんでー?」軽くパニックを起こした私が思いついた答え、それは「ムー大陸」。ええ、書いちゃいましたとも。あとで先生に大目玉喰らったさー。賢明な皆様はお気づきでしょうが、この地図になかったのは「南極大陸」でした。(歯磨き怪獣)


小学校のころ、音楽の時間にシューベルトの『マス』という曲を聴いていたときでした。聴き終わると先生が「この曲名がわかる人、手をあげて」と言われ、僕は手をあげ、答えました。「『サケ』!」(太郎)


小5の次男と慣用句のお勉強。「手を引くこと。『匙を』?」「なげる!」「狭いこと。『猫の』?」「ひたい!」「降参すること。何を『ぬぐ』?」「えー?わかんない‥‥」「ほら。戦いの時に、大事なところを守ってるものを脱いで、相手に『参りました』って示すんだよー」「‥‥あっ!パンツ!違うの?わかった!ふんどしだ!」確かに戦意を喪失してくれそうだ。(君の大事なところとはソコか)


中学時代の道徳の時間。陸上を題材にしたお話をクラスメイトが朗読中に耳を疑う事件がおこりました。「スタートラインにたち、そしてスピルトが鳴った‥‥」えっ、ピストルじゃなくて?その日は隣のクラスも偶然同じ日の同じ5時間目に道徳の時間割となっていました。そしてなんと同じ「耳を疑う現象」が隣のクラスでもおこっていたんです。隣のクラスメイト曰く「今の道徳の時間で○○がピストルのコト、スピルトって読んでたぞ」。偶然の一致だったのでしょうか、それとも休み時間に打ち合わせが行われていたのでしょうか。同時刻にクラス内を大爆笑にするという壮大なプランを2人はたてていたのでしょうか。(メビウス)

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