その996 (2006-11-06)
言おうとしたことと違ったことを言ってしまう。たったそれだけなのにこんなに愉快。ほぼ日刊イトイ新聞名物、「言いまつがい」は毎日更新です。


私の名前は「淳子」と書いて「あつこ」と読む。「じゅんこ」と呼ばれること何十年。結婚して「宍戸」という苗字になった。郵便物が「穴戸」という漢字で届くようになった。知らない人やDMなどは、仕方ないとあきらめている。しかし、中学の同級生からの年賀状が毎年「穴戸敦子」で届く。間違っていることを指摘しても、パソコンに入力したまま訂正してくれない。ある年、「今年も、苗字も名前も漢字が違うよ」とメールしたら、「どっちでもいいじゃん。固いこと言うな」と返事が来た。ショック!!(あっちゃん)


私の名前は「昌子」と書いて「あつこ」と読みます。いつも名前の書き方を説明する時に「普通、まさこと読むんですけどひ(日)を縦に二つ書いてあつこ(昌子)と書きます」と言います。でも、あるとき渡された会員カードには「炎子」と書かれていました。完全な間違いだけれど「うまいっ!」と思い感心してしまいました。(読めないけれど、なんとなく読めそう)


お店で領収書を切ってもらうとき。ダンナさまの名前「敏隆」漢字の説明で、「俊敏(シュンビン)の『敏(ビン)』です」と言うつもりが、「シュンビンの『ビュン』です!」と、思いっきり明るく、はっきり宣言してしまいました。「ビュン」って、どんな字だよ!(ミエール)


会社の同僚に「佐無田(さむた)さん」という変わった苗字の方がいた。その人の旦那さんが出張に行くのに飛行機の予約を電話でとっておいたのだが、当日、なかなかカウンターで手続きが終わらない。「佐無田で電話して予約を入れたんですが‥‥」「‥‥佐無田様では‥‥ご予約のリストに名前が‥‥」電話したのだから取れてないわけがないと、「一週間前の金曜日に予約の電話をしてます」と、食い下がったところ係の人が調べてくれたらしく、原因がわかった。「すみません、こちらの聞き間違いでお名前が違っていました‥‥」ホッとしつつ、リストをチラリと覗いたら、「Mr.サンダー」と立派に予約されていたそう。ちなみに、佐無田さんはご夫婦ともめちゃくちゃ日本人だ。(な〜ん)


「秀吉」という名前の友人にバースデーケーキを贈ろうと思い、ケーキ屋さんで、「名前は秀吉でお願いします」って言ったのに、出てきたケーキ、「家康」宛てだった‥‥。(戦国武将)


近所の雑貨店に行きました。商品の補充をしているお兄さんの名札を何気なく見たら「『肉』?!」ああ、商品が邪魔で見えない。「肉さん」なんて人がいるんだろうか。中国の人?中国人でも「肉さん」なんて‥‥。変なおばさんと思われないか気にしながら後をつけること数分。‥‥「関さん」でした。(肉さんって人がいたらごめんなさい)


「すずこ美容室」という看板の美容室。本名が「しずこさん」という美容師さんがやっています。でも、みんな訛って、「すずこ〜」って呼ぶので、看板まで「すずこ」なんだそうです。これってなにかのまつがいですよね。(claudia)

みなさまからの投稿も募集中です。ぜひ、お気軽にご参加ください!
ページトップへ
前へ 次へ
感想を送る    
ほぼ日のTOPへもどる