別の空き地。

あの空き地が、あれになっちまったので、新しく目をつけているのが、誰も知らない、この空き地です。
たぶん、近所の人も知らないです。
この空き地で、犬を走らせたい‥‥。
実は、むつかしいことなんですけどね。
<『新・東京物語』(未刊)より>

2009/06/30 02:17
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