［──］
ではもう一問、行きます。
27歳の女性です。
わたしは、お肌の状態が日によって極端にちがいます。
ある日はすごく潤っているのに、別の日には乾燥してファンデーションが浮いてしまいます。
日によって肌にちがいがあるのは、どういうことなのでしょうか。
どのように対応していけばいいか、教えてください。

［佐伯］
そういう場合は、肌をケアしなくていいんですよ。
ケアするのは、食生活と生活習慣です。
肌の調子が悪いと感じたら、そのときの食生活よく考えてください。
こういうものを食べたときはダメだったな、愚痴って飲みすぎたな、逆に、ぜんぜん食べなかったな、ということを覚えておいて、変えていけばいいのです。
肌の状態を改善するためには、まずはほとんどからだの中のことについて考えてくださればいいのです。
それが肌に出てくるだけのことですから。

［──］
「スキンケア製品＝肌の調子」
じゃないんですね。

［佐伯］
ええ、それじゃいつまでたっても
「日によってちがうなぁ」
から脱却できませんから。

［──］
やっぱり、顔がカルテなんですね。
我々、カルテをぶらさげてずらずらと歩いてるんですね。

［佐伯］
そうなんです。
顔を拝見すればだいたいわかるんですよ。
ちなみに、オイルクレンジングを使ってる人も、わかります。

［──］
オイルクレンジングについて、最後の最後に、もうひとつ、訊いていいですか。

［佐伯］
ドーンと来い。
どうぞ。

［一同］
（笑）
（次は最後の質問です）

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