『月とキャベツ』

夏×胸キュンだけでなく楽器がキーになっているつながりで『月とキャベツ』を紹介します。

一世風靡したミュージシャン花火は、意欲を失って現実から逃れようと田舎で1人、キャベツを栽培します。
そこへ突然、女の子ヒバナがやってきて、少しずつ花火の心は変化して‥‥。

とにかく雰囲気がすごくいいんです。
まず、風景。物語の舞台がすごく美しい。
それらを照らす月も、また美しい。
劇中に時々流れるBGMも田舎の風景とぴったりあっていて素敵なのですが、山崎まさよし演じる花火の
「One more time, One more chance」の弾き語り、それまでの映画の流れが、このラストへの序章だったんじゃないかと思うほど素晴らしいです。
夏の終わりになると必ず見たくなる作品です。

(ぐっち)

前へ 次へ

目次へ    
友だちに教える
感想を送る
ほぼ日のTOPへ