『A.I.』
ジュード・ロウつながりで『A.I.』を。
地球温暖化後の未来、都市は水没、人口は減少、労働力として高性能ロボットが活用されていた。
そしてついに人工知能A.I.に「愛する」機能が加わります。
そのロボットはハーレイ少年扮するデイビッド。
SF版ピノキオといわれるこの作品。
純粋で誠実なロボットにくらべ、人間のなんと身勝手で残酷なこと。
ハーレイ少年の演技はとても自然。
とりわけ愛を認識するシーンが印象的です。
コード入力後、みるみるうちに目が口もとが変わり、母を愛する子どもの表情になります。
なんてみごとな演技でしょう。
人を愛するってどういう意味なんだろう?
ピュアなロボットたちの姿に考えさせられます。
ラスト数分間も感動的です。
(ビスケ)
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