おちこんだメイちゃん
ぶいちゃん
ぶいちゃんは、おちこんだ、猫をなぐさめたことがありますか。
きのう、げんかんで、うなだれているねこがいました。
うちには、おなじ毛の色のねこが、四匹もいるのではなちゃんは、ぐるりとまわりこんで顔をしっかりとみました。
目が困っていて、口が笑っている顔のねこでした。
これはメイちゃんだと、はなちゃんはすぐに分かったのです。
メイちゃんは、みんとのおにいさんで、どすこいおやじのむすこ、です。
すごく強くておちこむようなタイプではないのにげんかんでうなだれているのです。
なぜ?
きけば、どうも、猫バスに似ているとばあやに言われたようなのです。
ねこばす・・・。
ねこばすににてると、ばあやがいったということはばあやがめいちゃんをいじめたということでしょう。
はなちゃんは、ねこばすがだいすきなので、もし自分が似ているといわれたらうれしいのに、ねこのきもちは、ばあやのおやつくらい、ころころかわりますのでわかりません。
とにかく
だいじょうぶ、ねこばすににてることが、いきてるうえで、はげみになるときがくる
とはなちゃんはいいました。
はりねずみの、「松竹梅さん」もそう言っています。
ぶいちゃん、ひとのいうことは、ぜんぶまえむきに、うけとりましょう。
きょうもげんきで、たのしくね。
はなちゃんより。
前へ
次へ
目次へ
前回のはなちゃんへ
感想を送る
友だちに教える
ほぼ日のTOPへ