にんきばくはつ
ぶいちゃん
はなちゃんです。
ぶいちゃん、このまえ、あおやまで会ったでしょ。
ぶいちゃんは途中でかえっちゃったじゃん。
そのあと、はなちゃんはひとりになって、ばあやと帰ろうかとおもったらたくさんのおねえさんが、はなちゃんを、さわってくれました。
はなちゃんは、ふだん猫たちのほうが人気があるので、こんな「たいぐう」ははじめてですよ。
車にのってかえるとちゅう、ばあやがいいました。
「はな、ちょうしにのっちゃあいけないよ。
みんなはやさしいから、 かんげいしてくださったんだからね。
とくべつにやさしくしてくださったのよ」
はなちゃんはおもいました。
ばあやは、じぶんが「にんき」がなかったから、やきもちをやいているのだと
だってねばあやは、はなちゃんにくらべると、まったくにんきがありませんでした。
はなちゃんのおせわで きているんだから当然だけれども。
あのにんきのばくはつした、ごごのひとときは、はなちゃんの「せいしゅん」のいちぺーじでしょう。
みなさんありがとう。
どーなつは、おいしいですか。
ぶいちゃん、きょうもたのしいかおで。
はなちゃんより。
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