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ばあやでございます。

みなさん、ほぼにちは。

花の冬休みを観て下さり、ありがとうございます。

秋休みから10日休んで冬やすみ。
夏休みをおやすみしてしまったので、ちょっとがんばって、秋冬と、連投してみました。

あたたかで優しい感想を、本当にいつもありがとうございます。

今年の冬は本当に寒くて、寒がりの私には、冬眠したいくらいの気分ですが元来暑がりのラブラドールには、キーンと冷えた冬の空気は元気のもと、のようです。

子犬の頃のような顔で、楽しそうにボールをくわえて、走っております。
椎間板ヘルニアという持病持ちなので、けっこうひやひやなのですが・・・

そして、定期健診で病院に行くと
「この症状で歩いている事すら不思議です」
とさえ言われてしまうのですが。

でもでも、目の前の花は、こうして走っているわけで私はやっぱり現実を信じるしかないのです。

動物たちは、人間にはわからないところで、自分の体と折り合いをつけて生きている、という感じがします。

痛かったけど、体の中でなんとか工夫をして、折り合いをつけて、今は痛くない、というものすごく高度なことを、無意識にしているような気すらします。

無理はいけません。
だけど、心配し過ぎてあれもこれも制限し過ぎることも、やはり良くないことだと私は思います。

動物達ができるだけ自然に、楽しそうな顔でいられるように。
それだけをいつも心に留めて、日々を過ごしています。

花も、猫四匹もみんな高齢です。

心配し始めると、夜も眠れないくらい、一晩で白髪んじゃないかと思うくらい実は辛いときもあります。

そんなときわたしは、谷川俊太郎さんの詩を思い出します。

「朝のリレー」という有名なあの詩。

ぼくらは朝をリレーするのだ。
この地球上では、いつでもどこかで朝が始まっているというあの、深く美しい詩。

それを心に思うとき、ああ、この私の辛さや寂しさも誰かの喜びや笑顔に支えられているのだと、すとん、と思えるのです。

辛いのも、寂しいのも、裏を返せば、楽しくて愛しいから。

物事はなんでも、表裏一体です。

だから。
悲しい時はちゃんと悲しもう。
嬉しい時はちゃんと喜ぼう。
と私は思います。

自分の気持ちに嘘をついても、どうせ自分に返ってくるし、自分自身に嘘はつけませんものね。

・・・と

どうしても哲学的になってしまう今日この頃。

だけどそんなときもあるものです。

もうすぐ2013年が終わります。

みんな元気で、年を越せることを幸せに思います。

いつも本当にありがとうございます。

みなさんの毎日が、健やかで明るく優しくありますように。

ばあやより。

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