おちつきないひとたち。
ぶいちゃん。
ごきげんいかが。
はなちゃんは、こまっています。
リビングにいったら、こんなに「おちつきのない人たち」があつまっていたのです。
服装をみても、たいどをみても、どうも、「うきあし」だっていて、地にあしがついているように、みえません。
もうすこしおちついてほしいです。
あひるのさちこさんは、はなちゃんの古いともだちです。
さちこさんもあきれています。
とくに、ふうせんをもっている人や、赤い服をきたおじいさん、しっかりしてほしいです。
このひとたちは、せんじつまで、げんかんに並んでさわがしくしていたひとたちです。
とくに赤い服をきたおじいさんは、年がいもなく騒いでいて、はなちゃんは、いやでした。
でも、もうすぐ「はこ」にはいって、とうみんするんだそうです。
つぎにお会いする時には、もうすこし、おちついた感じになっていてほしいです。
はなちゃんは、しずかに、しんねんをむかえたいのです。
しずかに、びすけっとを食べたり、ぼーるなげや、ふりすびーや、かくれんぼをしたいのです。
そういうわけで、さわがしいひとたちのおはなしでした。
ぶいちゃん、
きょうも、えがおで。
すてきないちにちをね。
はなちゃんより。
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