[星野]
キャラクター系で、サケロックのハラマキ‥‥。
やっぱりちょっと、
「ホニャチン」でも考えたいですよね。

[大原]
そうですね、「ホニャチン」。

[星野]
こう、ハラマキの全面が「ホニャチン」だけ、みたいなやつとかどうでしょう。

[大原]
全面に‥‥(描く)‥‥。



[星野]
‥‥はい、はい、横向きですよね。

[大原]
ですね、寝てる感じで。



[星野]
いいですね〜。

[大原]
なごむ。

[星野]
なごむ。

[ほぼ日]
「ホニャチン」、なごみます。

[星野]
これがおなかに巻かれてたら、いいなぁ〜。

[ほぼ日]
‥‥あの、「ホニャチン」っていうのはそもそもどういうキャラクターでしたっけ?

[大原]
コンセプトというか、台本は源くんが書いたんです。

[星野]
それを大原さんが絵にしてくれました。

[大原]
『ホニャララ』っていうアルバムの、プロモーションアニメみたいな、そんな感じでしたよね。

[星野]
そうそう、紙芝居的な。



[ほぼ日]
『ホニャララ』の、「ホニャチン」なんですね。

[星野]
そうです。
『ホニャララ』なので、実体がないっていう。

[ほぼ日]
ああー、クイズ番組とかで、
「このひとはホニャララと言いました。
 さて、なんと言ったのでしょう?」
みたいにして使われますよね。
あの、ホニャララ?

[星野]
そうそう、そのホニャララ。
実体がないから、そとからの影響を受けて変わるんです。
たとえば、食べ物があったら口ができるし、大きい音がすると耳ができるとか。



[ほぼ日]
へええー。
じゃあ、色もかわるんですか?

[大原]
そうですね、かわります。
黄色とか、緑とか、赤にも。

[ほぼ日]
赤!
赤い「ホニャチン」。

[大原]
怒ると真っ赤になるんですよ。

[ほぼ日]
へええー(笑)。

[大原]
‥‥ん?
源くん、なに描いてるの?



[星野]
いや、ちょっと‥‥。

[大原]
新キャラ?

[星野]
うん。‥‥できた。
「はらまきくん」。



[ほぼ日]
は、はらまきくん!(笑)

[大原]
すごいね(笑)。

[ほぼ日]
これがハラマキに‥‥。
なまなましい迫力になりそうです。

[星野]
‥‥だめだ、ぜんぜんサケロックと関係ない!



[一同]
(笑)

[星野]
すみません、つい‥‥。

[ほぼ日]
でもはらまきくんの顔はハマケンに似ている気がします。

[星野]
そうですか?
まあ、好きな顔なんでしょうね。
せっかく「ホニャチン」の話をしてたのに……。
戻します、「ホニャチン」の話に。
‥‥大原さん。

[大原]
はい。

[星野]
さっきは寝そべってる「ホニャチン」でしたけど、今度はこう、まっすぐ立って、こっち向いてる姿とか、どうすか。

[大原]
なるほど‥‥(描く)。

[星野]
こっちを見てるっていうのは、けっこう大事な気がして‥‥。

[大原]
‥‥こうかな。



[星野]
あ、いいですね。

[ほぼ日]
きょとんとして、かわいいです。

[大原]
あと、たとえば‥‥。



[ほぼ日]
お、色を‥‥。

[大原]
こういうのはどうでしょう?



[星野]
あー、ハラマキしてるんだ。

[大原]
ハラマキの中でハラマキをしている。
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