つまづいたとき、はげまされた本や映画、歌はありますか?

●映画『グレートエスケイプ』(邦題:大脱走)で自分のコンプレックスである閉所恐怖症に立ち向かって、穴を掘っていくところ。
だけど敵に見つかってしまい捕虜収容所に戻されてくる最後のシーン、胸を張って帰ってくるスティーブ・マックィーンの姿に、失敗してもくじけない気持ちを感じました。

気になる年代 (40代・男性・会社員)

●夢枕 獏さんの『瑠璃の方舟』です。
「何をやってもうまくいかない日々。
 懸命に未知の扉を押すぼくと仲間達」
というようなコピーが当時、文庫の帯についてたと思います。
内容もまさにその通り。
初めて読んだとき(10年以上前)もそうだし、今でもたまに読んでは励まされています。

フクダ (30代・男性・自営業)

●月並みですが
「竜馬がゆく」「世に棲む日日」など司馬遼太郎の幕末ものです。

幕末の方たちが、方向性は違えど命を賭して、自分の信じた道を突き進む姿。
天から与えられたとしか思えない役割を果たす姿。

その姿に自分の姿を重ね合わせ、
「自分は彼らと同世代なのに 何も成そうとしていない」など落ち込んだりもする。
それでもその気持ちを押し返す勇気をもらえる。

たくさんの人生を追うことができることが快感で、今でもことあるごとに読み返してしまいます。

おもしろき こともなき世を おもしろく

天下なんちて (20代・男性・会社員)

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