まつがい

友人の夫の話。
飲んで終電を逃し、その日は同僚の家に泊めてもらうことに。
寝る前にコンタクトレンズを外したものの、レンズケースも保存液もない。
レンズケース替りに湯呑み茶碗を二つ借り、保存液替りに水を入れて枕元に置き、
「こっちが右、こっちが左」と確認して、
「俺は酔ってても意外としっかりしている」
と思いつつ寝たそうです。
翌朝、目が覚めると大変のどが渇いていた彼は、枕元の茶碗の水を飲み、
まだ飲み足りずに、もう一つの茶碗の水も飲みました。
ニ杯とも飲んでから、なぜ枕元に水があったのか、思いだしたそうです。
コンタクトレンズはニ個ともお腹の中でしたが、
「飲んでも人体に影響はなかった」
と言っていました。

(しろくま)


2016/03/06
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