昔、実家に両親といっしょに住んでいた時に、夜中にトイレに行きたくなり寝ぼけ眼でフラフラとトイレに行くと、なんと父が今まさにトイレに入っていきました! 同じ時間にトイレに行きたくなるなんて親子だなぁ〜と感心しながら、トイレの目の前で待つのは失礼かな。 と少し離れた薄暗い廊下で、なぜか体を半分コーナーの壁に隠して待っていました。 当時の私は長い髪を黒に染めて白いパジャマを着ていました。 はい。御察しの通り、トイレから出てきた父は私を見た瞬間、「う」とも「お」ともつかない声をあげながら飛び上がりました。 無口な父の声を久々に聞きました。
(ハロウィーン)
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