伊藤まさこさんの しごとっぷり。

「やさしいタオル」のスタイリングを担当してくださっているのが、スタイリストの伊藤まさこさん。
ちょこっとそのお仕事ぶりを紹介させてください。

まず、撮影につかうタオル一式はあらかじめお洗濯をします。
撮影用だからといってアイロンはかけません。
“これぞ新品!”というよりも、じっさいに使っていくなかで感じる肌によりそってくれる印象を大事にしたいから。

伊藤さんのスタイリングは、事前に用意した撮影小物はもちろんあって
(たとえば今回は麦わら帽やビーチサンダル、 かわいい籐のかごなど)
それを組み合わせて使うのですけれど、
「どう撮るか」は基本的に現場主義。
「この場所で、このタオルを、 こういうふうに撮影しましょう!」
というアイデアは、現場でどんどん生まれます。
きれいだけれど、生活感がなさすぎる、というような写真になることをなるべく避けつつ、でも、こんな暮らしができたらいいな、という、あこがれの部分はいかして、
「ここで!」と、伊藤さんが決めると、カメラマンの(今回は有賀傑さん)が
「こういうことですよね」と具体的にかたちにしていきます。

ちなみに、タオルのくしゅくしゅ加減、畳み方、ずらしかた、そういうところは見ていると、伊藤さんマジック。
「こうすると、かわいくないかな?」
と言いつつ、ちょこっとさわると、たちまち、タオルがかわいくなっていく。
ほんとに魔法。

近々、「白いもの」の撮影も同じチームで予定しています。
ぜひおたのしみにー!
(ぼくもたのしみ。)

2012/06/13 11:35

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