横尾忠則全装幀集

ついに。
(発売時期が延びて、 ちょっと待っていたものですから、 ついに)
『横尾忠則全装幀集』がイトイの手もとにやってきました。


「1957年から2012年まで‥‥ この年数‥‥最初から、最後まで、 横尾さんはひとつも同じこと やってない」

ホント、そうですね。

「そして帯にも書かせていただきましたが」

はい。

「横尾さん、多すぎる!」

そのとおりです。

「これは、我社のデザイナーにも 見せるべきだな」


「(本を開く)‥‥‥」


「な? 落ち込むだろ?」


「落ち込みます。
 海だと思ってたら、水たまりだった‥‥」


「魚だと思ってたらゴミだった‥‥」

それは、物質がちがっちゃってます。

デザイナーじゃなくても、この本の存在自体、なんだか落ち込ませる。
それほどのまぶしい爆弾のような本です。
浴びてください、横尾さんの才能の光線を。
書店に並んでいますので、ぜひお手にとって見てみてくださいね。

2013/06/18 14:44

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