珍味研究ゼミナール3 続き。

はからずも、2回連載になってしまった
「珍味研究ゼミナール」
後編は、福岡の珍味とタイランドの珍味。

福岡の珍味は、「味付けあご」。
だしになる「あご(とびうお)」に味をつけた、というそりゃ、ダシになるもの食べるんだからうまかろうよ、という珍味界の大貴族のようなものです。
これは、先日糸井重里さんが、ジョニー・ウィアーさんに会いに福岡にいったときに、が同行。
とても短いお土産物色タイムに、
「ちんみちんみちんみ」
とぶつぶついいながらお店を物色して買って来ました。
旅先の心にはいつも「珍味」を。
ところで、あごは福岡の名産なのかしらん?

こちら、たいへん、硬いものですが、やっぱりいいダシでます。
一口15分くらいはエンジョイできそうです。
通りがかりの
「あ、これお客さんにお出しした お茶のグラスを洗うあいだに いただきます。
 あ! うまい!」
と、いい声で叫んでました。

最後がタイランド。
わたくし、タイランドからの定番のおみやげを、このBentoブランドののしいかにしています。
タイにもいろいろな珍味がありますが、どれもこれもパッケージがゆるくてやばい事が多いので、日本の人は食することに二の足をふみます。
(おいしいのに)
しかし、このBentoブランドは、信頼のパッケージ!
それは密封。
というわけで、大概の人が食べます。
珍味好きは、まちがいなく「おいしい」といいます。

私が見た中では味は3種類あるのですが、オレンジ色のパッケージは本当に危険なからさですので、要注意。


「うわっ!、 これ、マジすごい! 辛っ!」

そーなのよねー。
いちばんマイルドなのは「赤」ですが、それでも辛いです。
あ、形状はこういう、微妙に「蒲焼さん太郎」などに似ています。

ああ、どれも美味しかった。
もぐもぐもぐもぐ。
これにて、第三回珍味研究ゼミナールを終了いたします。

2013/07/11 19:53

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