平日夕方の 「かないくん展」。

こんばんは、星野です。
昨日、同期のと大西と一緒に
かないくん展」に行ってきました。

平日夕方のパルコミュージアムはゆったりとした空気。
じいっと絵に見入ったり、お友達同士で「死」についておしゃべりをしたり、ゆっくり散歩をするように歩き回ったり、お客さまの楽しみ方もいろいろです。
引き返してもう一度展示を見ている方もいらっしゃって、うれしかったなあ。

わたしはと言えば、初めて見る松本大洋さんの原画に何度も息を飲みました。
鉛筆のやわらかい線や文字、ていねいに紙に乗せられた絵の具の色、文字のためにとられた余白のふくよかさ。
そして、なんと言っても「白色」。
うさぎやセーターの白、画面に舞う雪の白。
「うわあ、きれい‥‥」
並んで見ていた大西とため息をつきながら、ゆっくりと1枚1枚見ていきました。
(白インクを含む6色刷りの製版については、『かないくんができるまで』に詳細が)

原画の力って、すごい。
いろんな方に見ていただきたいけれど、中でも絵を描くひとには絶対に見てほしい!
自分用に買ったポストカードを眺めながらしみじみと思うのでした。

パルコミュージアムは明日も10時から受付中
(入場は20時半まで、展示は21時まで)。
ご来場、おまちしております!

2014/05/20 20:48

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