いかいか(1)

今日のオノマトペイントは夏バテ気味のイカがお題です。
そのイカを見ていて、イカの足って10本だったっけ? と思って調べちゃったよ、とびっくり顔に定評のあるに話しかけたところ、こんなことをいわれました。


「わたしの地元、 群馬県利根郡のとある村では 『たこたこ』と『いかいか』という 手遊びがあって、 『たこたこ』はともかく 『いかいか』は両手の10本の指を 使う遊びだったので、 いか=10というイメージです」

ほう、なんだその遊びは。
ぜひやってみようじゃないか!

同じくオノマトペイントチームの宇宙部を誘ってトライすることにしました。
(宇宙部とは、 ほぼ日のシステム部のことです)

宇宙部は今、根をつめてあるシステムをつくっている最中で、1つの会議室に陣取って合宿中です。
今どんな感じかなぁ、とのぞいてみると、にこやかながらも集中しているようす。
声をかけようかかけまいか悩んで、そのままジーと見ていたら、に見つかりました。


「なんやきみら、こわっ!!」

あちらからは、星野とわたしの
光る目玉が見えていたことでしょう‥‥。


「で、なにようかな?
 ぼくたちは見てのとおり、合宿中なんだよ。
 ひやかしなら帰った、帰った!」

ひやかしじゃないですよー。
昨日、さんがつくっていたシステムがうまくいかなくて、いつもの「頭を抱える」を越えて、床でのたうち回って悶絶してた、なんて、ひやかしにくるわけないじゃないですかー。
(写真2枚目)


「(頭を抱えながら)
 ああー、なんでそのことを 知っているんだー!」

ふふふ、社内の情報はつつ抜けですよ‥‥。
悶絶するほどのことがあったとは知りつつ、ここでひと休みしてゲームをしませんか。
宇宙部のみなさんは、
「いかいか」ってご存知ですか?


「しらないなぁ」

星野さん、説明をプリーズ!


「『いかいか』とは、 まず手をグーにします。
 そして、『いかいか、5』などと いいながら、 適当な本数の指をたてます。
 自分がいった数字と、 その場にたっている指の数が 合致していたら、片方の腕を下ろします。
 どちらの腕も下ろした人が、あがりです」

あれ、その親指バージョンなら知っていますよ。
「いっせーのーで、2!」とかいうやつでしょ?

「そうそう、 それの指10本バージョンです。
 せっかくなので、 宇宙部のみなさん、やってみましょう。
 じゃんけんに勝った人から 右回りですからね!
 はいっ!
 最初はグー、じゃんけんぽーーん!
 あいこでしょーーー!」

じゃんけんの結果、の順で
「いかいか」をすることになりました。

あれ? もしや、4人でやったら、1〜40までの数字を当てっこしなきゃならないってこと!?
これ、あがりがでるのだろうか‥‥。

(長くてすみません。
 つづきます)

2014/08/13 21:35

前へ 次へ
日付を指定して見る
感想を送る
友だちに教える
ほぼ日のTOPへ戻る