わたしのおはし「真竹 拭漆」 販売がはじまりました。

こんにちは、武井です。
おいしそうな写真をたくさん載せちゃおうっと。
そう、「わたしのおはし」、販売スタートしております!

担当している商品のなかでもわりと地味‥‥っていったらいけないな、
「けっして派手な商品ではない」とは思いますが、じっくり長くつきあっていただけるものだと担当としては確信しております。

今回の「真竹 拭漆」は、いちばん最初につくったものを増産。
つまり「わたしのおはし」のフラッグシップモデルです。
初回は、ぜんぶが桐箱とのセットだったのですが、今回は、セットでも、単体でもお求めいただけます。
本編にも書きましたが、竹も桐も国産、加工は京都でおこなっています。
(そのあたりのことはページ内の 「わたしのおはし」に関わったひとびと。
 というところからのリンクに すごくくわしく書いてあるので、 お時間のあるときに読んでみてくださいねー。)

竹のお箸って、軽さがいいんです。
重さは約10グラム、手に持ってみると、想像以上に軽く感じます。
ふつう「軽さ」は、「こころもとなさ」とニアリーイコールだったりするのですが、
「わたしのおはし」はちがうのですよ。
手にもつと、「じょうぶさ」が、わかる。
茶道具をつくりつづけてきた長尾宗湖さんが小刀で削りだした箸は、鋭さと同時に、多少の力には屈しない、
「受け取って、力にかえる」ようなやわらかさがあって、たのもしい。
硬い食材(たとえば根菜類など)でも、折ってしまう心配がありません。
あ、でも、無茶はしないでくださいね、そりゃ「えいやっ!」ってやったら折れますから。
三面にほどこされた拭漆は、手の肌の色ととてもよく合うし、
「ああ、いいものを使っているんだな」という実感がわいてきます。
一面だけが竹を磨いた仕上げになっていますから、その面を揃えて持つことで、箸を使う所作が、とてもうつくしくなるのもよいのですよ。
このお箸を使うと、ゆっくり食べるようになるんだなあ。
ということはアンチエイジング的にもいいのかも?!

さて、おいしそうな写真はすべて飯島奈美さんのセブンデイズキッチンでの撮影です。
おいしそうでしょー。おいしいんですよー。
あ、そこではなかった。
お箸、けっこう重たい「おはぎ」なんかでもちゃんとホールドしてくれたし、すべりそうな「そうめん」もちゃんとたぐれました。
ほら、ぼくの太い指でも、なんだか上品な感じに‥‥なってません?

2014/08/25 12:56

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