6歳の娘さんが 楽しい思い出だけ消してから カレンダーを捨てるのは何故。

ほぼ日ホワイトボードカレンダーについてうれしいメールをいただいたのでちょっと長めなんですが、ご紹介しますね。
(左の写真は、来年2015年版です)

我が家では、家族3人の予定を書き込んでいます。
字が書けるようになった娘が
「おとうさんビール」「スキー」などと、絵つきで記入してくれることも増えてきました。

6歳の彼女は、月が替わってぺりぺりと剥がした1枚を床にそのまま広げて、書き込んであった予定を消してから捨てるのです。

最初、わたしが捨てたのを急いで拾ってきて
「書いたのを消したいの」
と言われたときには不思議に思いました。

「すぐ捨てちゃうんだよ」
「いいの。消すの!」

いろいろ楽しいイベントがあった月だったから名残惜しいのかなあ、たしかに、合間にチョコチョコ挟まっている
「ちゅうしゃ」や
「はいしゃさんのけんしん」とかを消して、楽しいことばかりだったカレンダーにして捨てるのもいい考えだなあ、などと思いながら見ていました。

ところが、片っ端から消していたのは、
「ディズニーランド!!」や
「じてんしゃのる」という楽しい予定のほう。
「なんで? 楽しかったのに消しちゃうの?」
と聞くと、はんぶん涙目で
「たのしいのは捨てないの。捨てたくないの」と。

とても楽しかったから、それを記した文字すら捨てたくなかった娘と、とても楽しかったから、それだけ残して捨てようかと思ったわたし。

たぶん、我が家はとてもいい1年だったのだなあと思います。

今年、娘がそんなふうに考えていたことを忘れないように、来年もホワイトボードカレンダーにしようかと思います。

幸せなカレンダーをありがとうございます。
なんだか長くなっちゃいました。スミマセン。


これは、本当に、うれしいメールです。

そんなふうに使っていただいて、こちらこそ、ありがとうございます!

2014/12/08 13:18

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