バウバウバウバウ!! と黒い耳の犬がやってきました。
私はを心のなかで、いや、最近は声に出して、犬と呼んでいます。


「ごめんねぇ、スガノさん。
 〆切すぎてるあれ、まだ2本しか 原稿が書けてないの」

犬が言っているのは、近々実施される年にいちどのコンテンツ用に、犬自身が書かなくてはいけない10本の原稿のことです。
そのチェック係が私なので、
(読みものチーム全員が チェック係になっているのですが、 犬の担当が私なのです)
遅れていることをあやまりに来たのです。

いいの、べつに。忙しいの知ってるし。
がんばってくださいね。


「でも、読んで」

え?


「その、すでに書いた2本、読んでよ」

えーーーーー?
いま?!?!


(席に戻らない)

なんなんだろう。
あやまりに来たのに、ちょっと許されたら調子に乗ってでへべろー、じゃー、読んでみてー、って、やっぱりヒロセは犬だと思います。

2015/04/23 18:57

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