始まった!

大ホールに佇むひとりの男。
姓は、名を泰大(やすひろ)と申します。

パソコンにつなぐスピーカーも用意した。
プリントアウトも用意した。

「ことしは 例年になく量がおおい。」

という。
さあ、はじめるのか!
とおもいきや。


「あ、ハンドクリーム わすれちゃった。
 ちょっととってくる。」

解説しよう!
大量の紙をあつかうと、手の油がぜんぶ紙に吸い取られちゃって、かっさかさになるのですが、われわれのチームでは指先をぺろーりと舐めるのは禁止。
解説おわり!

で、準備は完了だ!

「よっこいしょ。」

腰をおとして、プリントアウトをぺら〜りぺら〜りと床におきます。
ああ、これが「妖怪・紙ならべ」
ではなくて、ただいま、糸井重里が一年間に書いた文章のなかからこころにのこることばをえらんで一冊の本にするシリーズ、
「小さいことば」の第9弾の編集が始まったのでした。

ああ、床にざーっとプリントアウトが並ぶ光景が早くみたい‥‥。

しか〜し! 明日は私不在にしておりまして編集のクライマックスをレポートできません。
それは残念なので、ことしのそれはにお願いしておきました。
明日のどこかの時間にアップされることでしょう。
↑予告。

2015/05/14 21:31

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