信玄餅の食べかた講座

長野県の善光寺に行くことになり、行き先を「善光寺」にして路線検索し、その検索画面に従って電車に乗ったところ、2時間後、山梨県の「善光寺駅」という全然違う場所に降り立っていた‥‥という人がいます。

そんな間抜けな人がいるのかとお思いでしょうか。
はい、います。それは私です。
山梨にも善光寺があったのですね。
長野の善光寺は「長野駅」で検索しないといけなかったのですね。

というわけで長野にたどりつけず、呆然としながら山梨の銘菓・信玄餅を買って戻ってきた週末。

信玄餅といえば、以前、
「信玄餅には食べ方がいろいろあるんです」

と言っていたので、信玄餅を渡して、それを教えてもらうことにしました。

「4パターンくらいあるけど、どれにしますか」
というので、
「おすすめ」をお願いしました。

それは

1.包み紙である「ふろしき」の上に、 中身のお餅ときなこを全て出す。

2.そこに黒蜜をぜんぶ垂らす。

3.黒蜜がよく絡むように、 ふろしきの外側から揉む。

4.広げて、食べる。

というものでした。
みなさんご存知でした?


「ええ、も、揉むの?!」とびっくりしていますが、ちゃんと公式ホームページにも
「お召し上がり方 番外編」として掲載されている食べ方なんだそうです。

で、食べてみました。

むむ、これは‥‥黒蜜ときなこが餅にしっかりからんでふつうに食べるより、ずっと濃厚な味わいです。
おいしいです。

最後に、空になった容器をふろしきでふたたび包んで、片付けます。

他のパターンもあるそうなので、またいずれ信玄餅が手に入ったら紹介したいと思います。

2016/01/18 16:48

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