こんどの土曜日、 岩谷雪子さん展にぜひ。

大田区の「鵜の木」という駅の近くに
「Hasu no Hana」という小さいけれど素敵なギャラリーがあります。
(写真1枚目「バーバー鵜の木」の隣)

ここは「謎の爺・望月計男さん」が遺した不思議な魅力の「どうぶつたち」の版画作品
(写真2枚目)を
「発掘」して展示していたギャラリーです。

(連載開始直前に急逝された望月計男さん、 最初で最後のインタビューは 昨年4月に公開したコンテンツをどうぞ)

先日、ちょっとした用事があって再訪したのですが、岩谷雪子さんというアーティストの展覧会を開催していて、それがおもしろかったので、おしらせです。

岩谷さんは、その土地その土地の植物を採取してアート作品にしている方。

通常は植物採取地で展覧会をひらいているそうなのですが今回は、越後妻有での展覧会がとくべつに東京に巡回したものでした。

植物でつくられた作品たちはきれいで繊細で、ふしぎな感じなんですが、それだけじゃなくて、
「ゾワっと」する作品もあったりします。

とにかく、なんだか見たことのないもので、短時間の滞在でしたが、こころを動かされてしまいました。

無数の穴が開けられた葉っぱでつくった作品があったのですがその穴は、虫が食べた穴なんだそうです。

つまり、ときには、その土地に住む生き物の力も借りて作った植物のオブジェ。

いくつか、購入できる作品もありました。
植物でできていますが、10年くらいは問題なく保つんだそうです。

作品の写真撮影はできないので遠目から撮らせていただいたのですがたとえば、写真4枚目みたいな作品です。
(購入したポストカードを撮りました)

ぜひ、こちらのリンク先にある作品の写真をごらんになってみてください。

そして、もし、ご興味を持たれましたらどうぞ会場で、間近で。

会期は今度の土曜日(6日)までなのですが今日と明日の「木・金」は定休日。

なので、残るチャンスは最終日の土曜だけ。
ギリギリのアップですみません!

でも、すごくいいなあーと思ったのでお知らせさせていただきました。

Hasu no Hanaじたいも、上を見上げるとツリーハウスみたいな小屋があったりしておもしろい空間ですよ。

長文、失礼しました。

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岩屋雪子展「越後妻有から」

会期:2月6日(土)まで時間:12:00〜18:00
定休日:木曜日、金曜日入場料:300円

※オフィシャルサイトは、こちら

2016/02/04 18:23

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