関野先生の あたらしいプロジェクト!

これまで「ほぼ日」に
「人類の旅」に魅せられた人。
「活きる場所のつくりかた」などで登場してくださってきた探検家で医師の関野吉晴先生が、現在、あたらしいプロジェクトに取り組まれているそうです。

こんどのテーマは
「3万年前の航海の徹底再現」。
東京・上野の国立科学博物館の人類史研究のグループ長である海部陽介さんが中心となり、それぞれ専門の異なる大勢の研究者のかたが、共同でおこなう一大プロジェクトだそうです。

目的は、
「日本最古の航海は どんなものだったのか?」
について、立体的に調査すること。
3万年前の人類がおこなったという台湾から与那国島への航海を、
「当時の航海技術で追体験する」ことで、検証していくものだそうです。

たとえば使う舟は、草を束ねて作る「草舟」。
関野先生によると、
「草をぎゅうぎゅうに束ねていくと丸太のようにできるので、そのかたちで舟を作る」のだそうです。
だけど200キロもの航海を、果たして草舟で乗り切れるのか‥‥?
そういった話がたくさんあって、聞いているとワクワクします。

また、こちらは規模の大きな話で、現在、クラウドファンディングという寄付の仕組みを使って一緒にご参加くださるかたを募っているそうです。
(詳しくはこちらだそうです)

さらにそれぞれの実験で人手が必要なことも多く、
「ボランティアのようなかたちで参加してくださるかたもすごく嬉しいです」とのことでした。
(ボランティアのかたについては
「現地に来て一緒に舟つくり」
などを検討しているそうです。
こちらのウェブサイトの
「新着情報」
や、フェイスブックの
「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」

のページに情報を追加していく予定とのことでした。

興味をお持ちになったかたは、ぜひチェックしてみてくださいね。

2016/02/27 10:41

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