小網代の森へ行ってきました!

昨日、みんなで小網代(こあじろ)の森へ行ってきました。

小網代については、過去のほぼ日のコンテンツ
こちらこちら)にもありますが、

森と湿地と干潟と湾を川が結ぶ「流域」がまるごと自然のまま残された貴重な場所
(関東地方ではここだけ!)であり、2,000種以上ともいわれる生きものが暮らす自然の宝庫です。

案内してくれたのは、おなじみ柳瀬さんと、ボランティアガイドの女性です。

緑がいっぱいの山道を歩きながら芽吹きはじめた植物を観察したり、咲きはじめたオオシマザクラをながめたり、畑に苗を植えるお手伝いをしたり、冬眠中のアカテガニを観察したり‥‥。

それはそれはたのしかったです。

ほとんどの場所が遊歩道になっていて年配のかたや小さな子どもでもたのしく歩けるというのも素晴らしくの息子さんも、ここが気に入って、もう3度目の参加だとか。

子どもにとってはこんな生きものがいっぱいいる場所は天国みたいに感じるんだろうなぁ‥‥などと言いながら私たち大人もかなり癒されていました。
(だって、突然、冬眠からめざめた小さなモグラが出てきたりするんです。
正確にはヒミズという生きものらしく、めちゃくちゃかわいかったです!)

ここの保全活動をされているみなさんは、
「どうすればこの場所がもっとよくなるか」を、ほんとうに真剣に考えてらして、森中のあちこちに考え抜かれて工夫された場所があって、みてるだけで感動しました。

今回は、曇り空で気温が低かった、ということもあり生きものたちの活動はゆっくりでした。

「晴れてたらチゴガニがいっぱい出てくるんですけどね」
と、柳瀬さん。

さらに季節がすすむと、たくさんのホタルや、干潟中を埋め尽くすチゴガニのダンス、森の中を歩き回るアカテガニもみられるそうです。

興味があるかたは
NPO法人小網代野外活動調整会議HP
かながわトラストみどり財団のHPを、

最近の活動や今後のイベントについては、
小網代のFacebookページをチェックしてみてくださいね。

私たちもまた行くつもりです。
そのときはまたレポートしますね!

2016/03/21 11:25

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