マンションに住んでます。 陽当たりは、 どれくらい必要ですか?

上(↑)のタイトルは、自宅で種もみから稲を育てられる
「ちいさな田んぼキット」にたびたび寄せられる質問のひとつ。

そうですよね、わかります。

都市部のマンションなどですと
「一日中、陽当たりが良い」
なんて、なかなか難しいですものね。

その点、ぼくたちも気になったのでおととし(2014年)いっぱい、つまり第1回販売の前年に、本当に都市部のベランダで稲が育つのか、実験をしています。

その結果、必ずしも一日中、陽当たりがなくとも稲は育ちましたし、お米も収穫できました。

昨年の栽培場所も、午前中いっぱいはビルの影に隠れてしまう場所で、合計13個の「ちいさな田んぼ」を栽培。
(写真3枚目)

ぼくの自宅(マンション)では午後2時から午後3時くらいまでしか陽当たりがなかったのですが、ぶじに稲穂が出て、収穫できました。

読者のみなさんからの写真を見ても、ベランダで大きく育っていますね。
(4枚目、 みなさんからいただいたお写真のうち、 左は【渡邊さん】宅の稲くん、 右は【さねっぴさん】宅の稲くん)

ただ、当たり前かもしれませんが日光をたっぷり受けて育ったお米より、一粒一粒が小ぶりで収穫の量も少なめにはなるようですね。

「やっていみたいけど陽当たりがなあ」
とお考えのかたはどうぞ、参考にしてみてくださいね。

ちなみに5枚目の写真は郡山ブランド野菜詰め合わせコースに入る予定の「めんげ芋」です。

過去の稲関係の写真を見てたら出てきて、じつに甘くておいしかったことをあざやかに思い出したため、関係ないですがアップしてしまいました。

ちいさな田んぼキット2016のページは、
こちらからどうぞ

2016/03/30 17:18

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