どのようなペースで 水をやったらいいですか?

ちいさな田んぼキットに届く質問をたまにご紹介していく
「自宅でお米、不定期便」です。

さっそくですが、タイトルのご質問、けっこういただきます。
やっぱり、気になりますよね。

生長段階によって苗や稲が水を吸う量も変わってきますが基本的には
「水を切らさない」ことが、とても重要。

育苗用コップ内で種もみから苗を育てている期間はまだ苗自体が弱く、油断をすると、すぐに枯れてしまいますのでとくに気をつけましょう。

(この段階では、霧吹きでの水やりです。
 1枚目の写真は、昨年、 ちいさな田んぼに参加してくださった 読者の天下井さんちの稲くん)

また7月から8月にかけての時期は稲が、ぐんぐん水を吸います。
できれば朝晩、田んぼの状態をチェックし足りなそうだったら、水を足しましょう。

田んぼに張る水の量は
「土の表面から5センチくらい」が目安。
水道水で大丈夫ですので新しく、キレイな水をあげてください。

1日か2日、ご自宅を不在にする場合でも、真夏でなければ、いつもよりたっぷり目に水を入れておけば大丈夫だと思います。

が、たとえばお盆の時期など夏の真っ盛りに数日間、不在にする場合は、何本かのペットボトルに水を入れて栽培ケースに差しておくなどちょっとした工夫が必要になると思います。

3枚目は、読者の並木さんが
ちいさな田んぼキットのFacebookページに投稿してくださった写真。

5リットルのポリタンクと市販の自動水やり器を組み合わせています。
しかし、並木さんちの稲くん、すごく大きいです。

写真で見ると陽当たりも十分そうですし、生育環境が素晴らしかったんでしょうね。

なお、写真4枚めの「彼」は、われらがたよれる自動水やりマシーン、
「水やり豊」くん
(という名前をつけて呼んでました)。

マイコン制御でかしこく、最大で「60リットル」も貯水できるのでぜんぶで13個の
「ちいさな田んぼ」を育てていたぼくらのつよい味方でした。

ちいさな田んぼ、ひとつかふたつならば並木さんみたいに、ペットボトルに市販の自動給水器を組み合わせることで数日は乗りきれると思います。

ちいさな田んぼキット2016の販売ページは
こちらからどうぞ

2016/04/01 17:38

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