福田通信4/2

イースター休暇がはじまって、街はやっぱりゴーストタウンな金曜日。
ヘルシンキから国鉄で40分の郊外に、絵本作家でありイラストレーターであるアンネさんを訪ねることにしました。
アンネさんは、旧姓の「アンネ・ペルトラ」でたくさんの絵本を出しているかた。
これから結婚後の名前
「アンネ・ヴァスコ」で今年3冊の絵本を出版する予定がある、売れっ子アーティストなんです。
じつは「ほぼ日」のOHTOショップの
「ジャムパンのお店」という造語HILLOPIILOPUOTIを、森下さんとともに考えてくださったかたでもあるんですよー。
だんなさまはヤッコさんといって立体造形の作家さん。
ふたりのアトリエ兼自宅で、子育てをしながら、作家活動をしています。

アトリエを見せていただいたり、イースターの卵に絵を描いたり、おたがいの国のアート事情を話したり、カッパについて説明したり、そしてフィンランドの家庭料理をごちそうになったりしていたら、気付いたら8時間もお邪魔しちゃってました。
福田さん、すっかり娘さんのルミちゃん
(雪、という意味だそうです)と仲良しに。
というか、カッパの餌付けをされてました。

さて、あすはNAPAギャラリーでイースターの卵に絵を描くワークショップです。
どんなイベントになることやら!

あ、そうそう、あまりにカッパカッパと連呼していたら
「これ」と「ありがと」しかまだしゃべれないルミちゃんが
「カッパ!」と叫んだのは驚いた。
妖力かもしれません。
そういうわけで福田さんのフィンランド・ネームは
「福田カッパネン利之」
に決まりました。

2010/04/03 05:05

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