著者と編集者。

「羊どろぼう。」の著者が、編集者がいままさに編集をしている部屋を訪問していました。

2010年のことばが床にしきつめられています。
毎年見るけど、毎年不思議な編集方法だと思います。

そして、毎年、著者はこの段階で
「どう? おもしろい?」
という不思議な質問をします。

そのあとは、二人で、床からことばをひろいあげては、爆笑するのです。

「俺は、帰るから。」といって著者が帰ったあとも、コツコツと作業が続きます。

たぶん、もうすぐデザイナーの清水さんがやってくるでしょう。

こんどは、ことばがつくった流れのどこに写真をいれていくのかの相談をするのです。

去年の
「あたまのなかにある公園。」もその前もほぼ同じ手順で作られています。
これを頭に浮かべながら、また読んでみるといいもんです。
なので、私は毎年、本を作る時期に前年の本を読み返してしまうのです。

2011/01/25 22:57

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