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続きましては、宇津木健司さんの「残るモノ・残らないモノ」。

ご自身のおばあちゃんを写した作品です。
おばあちゃん、いつもまっすぐカメラを見つめています。
ときに微笑んでいたり、しかめつらしていたり、この前に二人はどんな会話をしてたんだろう?
見つめあえるのって、すてきです。

ちょい仁王立ちで、花柄の好きなおしゃれなおばあちゃんです。

次はが大のお気に入り、卵の殻の内側に、いろんなお部屋を描いた岸田麻里さんの「から」。

写真で伝わらないかもしれないんですが、ほんっとーに細かいんですよ。
そしてどの部屋もテーマがあって、かわいい。住みたくなってしまう!
こんなに小さな卵の殻にどうやって描いたんでしょうかね〜?
細かい作業が好きなのだと聞きました。
好きってすごいや。

最後にご紹介するのは、の女子3人がたいへん盛り上がった加藤千歳さんの「Austria to cZech」。
アルファベットがいろんな国のモチーフになってるんです。
「A」はオーストリア(Austria)。
「F」はフランス(France)。
それぞれのモチーフがそれぞれの国の特徴をすこしずつ取り入れていて、とにかくかわいい!
だれの頭文字が一番かわいいか、ちょっとしたケンカになるほどでした。

この「sotten」、全部で70人の今年、東京藝術大学を卒業する有志によって開催が予定されていました。

中止を決めるときには、たくさんの思いがぶつかって、たくさん考えて、そして皆で決めたのだそうです。
言うのは簡単ですが、とてもとても、大切な思い出になったね。

彼女たちの現在の活動は
こちらでご覧いただけます。
実際に見に来てもらえなかった分、これからwebで、いろいろ広げるそうです。

がんばれ、みんな。
卒業、おめでとう!!

2011/03/25 20:57

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