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吉本隆明さんの
「苦難を超える」 吉本隆明さんの講演 「苦難を超える──『ヨブ記』をめぐって」 を期間限定で公開中です。 (こちらからどうぞ) いただいたご感想を紹介いたします。 吉村さんの声を聞いたのも初めてでした。 『悪人正機』を読んだばかりで、吉本さんのことなら「ほぼ日」で取り上げられているだろうと思って、聞き始めて、すごく良くて、最後まで聞くことができ、本当に感謝の気持ちです。 最後の 「納得しなかったら、自分で作っちゃえ。」 のところは、想像もしていなかった答えで、度肝を抜かれました。 明日からじぶんなりに人生を納得できるようにつくちゃえばいいんだ! 苦難に対し、納得いかなくても我慢をするなんていう生き方を優等生だと思って生きるのは苦しかったのです。 ありがとうございました。 (T) * こんにちは。 興味深く拝聴させて頂きました。 最初は「人間対自然」とか 「辛い経験をどう乗り越えるか」が主題の話かとそう思って聞き始めたのですが、宗教的でもなく、自由に解釈して良いのだと自分で作ったらいいじゃないかと話の終わりの方で言われたのが印象的でした。 私が解釈し、作るなら‥‥ ヨブの神との不可解な和解、あれはヨブが諦めたのだと思います。 神(自然)と倫理は全く別次元なのだと悟ったというか大自然は倫理や善悪を含まないものだと思い知ったというか。 そしてその後の展開に関しては神の方は悪魔との賭(ゲーム)が終わって一段落、ヨブに手を出さなくなって、ヨブはというとそいういう理不尽に不幸な要素が消えた世界で今まで以上にヨブらしく生きたんだろうなと思います。 あんな辛い経験をしたからこそヨブは更にヨブらしく。 それが資産が以前の倍になったという話の落ち (ストーリーの終着地)への原因かなと。 そんなような事を思いながら聞かせて頂きました。 配信ありがとうございました。 (ザイト) 2011/04/06 14:32 |
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