忙しくも充実した一日。

こんばんは、永田です。
昨日もお伝えいたしましたとおり、黄昏チームはいま、ブータンにいます。

今日は、イベントの多い1日でした。
午前中、伸坊さんと糸井がブータンの民族衣装である「ゴ」を選び、ティンプーのメインストリートにある小さなおみやげ屋さんで買い物し、紙漉の工場を見学し、そして、ブータンの首相とお会いし、メモリアルチョルテンでお参りして、最後は占いまでしてもらいました。
あ、ちなみに、伸坊さんの来世は
「このままだと象かも?」でした。

途中でいただいた昼食も、御手洗さんが予約してくださったブータン料理の晩ご飯も、とても美味しかったです。

食べながら、移動しながら、昨日と同様に私たちは、
「落ち着くねぇ」「なじむねぇ」
「なんでだろうねぇ」と話しました。

季候や人柄など、さまざまな理由はあるのだと思いますが、今日一日過ごして、個人的に感じたことがあります。
たいしたことではないんですが、
「あ、だから落ち着くのかな」と感じた、ちょっとしたこと。

それは、ここに住む人々が、あるいは店やシステムが、
「観光客」を、いい意味で、放っておいてくれるということです。

わかりやすくいえば、町を歩いていて
「安いよ!」「買わない?」とつぎつぎに声をかけられるようなことはないし、お店に並んだおみやげが値下げ交渉前提の値付けをされていたりはしないのです。

たぶん、ほかの国とくらべると、ブータンという国の門は開かれてからまだ間がないのでしょう。
だから、観光客の数自体が少ない。
かといって、訪れる人がほとんどない、というわけでもないから、外国人が歩いてるだけで地元っぽい鋭い視線でもってじろじろ観察される、ということもない。

だから、なんというか、ぼくのように海外の旅にあまり慣れてない者が、知らない国でしばしば感じる、
「自分は観光客として ちゃんと振る舞えているだろうか」
みたいな変な不安がないのです。

で、挨拶をすると、笑顔が返ってくるし、ぐっさんがカメラを向けると、みんな、ちょっと照れながらすごく「いい顔」をしてくれる。

そんな、ブータンです。
二日目も、充実してました。

布と、紙と、キーホルダーと、Tシャツなどを買いました。
ブータンの特徴ある国旗が全面的にあしらわれたステッカーも買いました。
あとで、トランクに貼ろうと思います。
それでは、また。

2011/05/19 04:43

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