受け渡し

ただいま、編集者の松家さんと本をつくっています。
たのしい本づくりです。
その松家さんがいま両手に持っているものは2冊ぶんの本の「原稿」です。

つまり‥‥オールアナログ。
各ページびっしり、赤の手書きで
「原稿整理」されています。
「9.5Pベタ」「5lドリ中央」
「9P1字アキ」
わかる人にはわかる古き良き時代の指定。

その、ずっしりしたものを受け取り
「ああたいへんなものを渡されてしまった」
と、呆然となりました。魂が抜けそうです。
対する松家さんも、この仕事を渡してしまえば、ふふふ‥‥という状況です。

2枚目の写真では、そんな
「マブイを落とす」顔を表現していただきました。
松家さんは何でもしてくれます。
ありがとうございます。

2012/02/22 18:48

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