日々の言葉

1月28日


木や石や土は呼吸する素材ですから、そこに住んできた人たちの「何か」が染み込んでいる。 先祖の「何か」を吸収していて、折にふれてその「何か」を受け渡してくれる。 自分もそこに「何か」を与えてて、次の世代もきっとその「何か」を感じ取ることができる。 それは「手触り」や「艶」のようなものとなってぼくたちに、訴えかけてきます。
「家」って、そういう時代を超えたやりとりのできる「媒体、メディア」だと思うんです。

ー三浦史朗さんが『家〜人の思いをつなげていくもの。』の中で


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