2006.10.04
「一生使えそうな 植物標本帳が できつつあります」
「ほぼ日手帳」の使い方には
なにも決まりがありません。
だからこそ、「ほぼ日手帳CLUB」に届く手帳の使い方に
びっくりしてしまうことが多々あります。
今日もそんなメールをご紹介します。
こんな使い方もあったのですね!
大学でランドスケープの研究室
(造園を主体とした研究室です)に入っているので、
いつも道の途中に気になる植物を見つけると
葉っぱやお花を拾って手帳にはさんでおきます。
家に持ち帰り、手帳を開いてみると
紙も植物の水分を吸いすぎてしわしわになることもなく、
いい具合に吸湿しているのです。
時間ができたときには
さらに乾燥させるために
葉っぱをはさむページを替え、
十分に乾いたら採集した日に細いテープで貼り付けて、
植物名を書き込みます。
他にも採取場所や何科であるのか、
落葉樹か、常緑樹であるか、
高木であるのか、高さは何mほどであるか、
果実の様子、花の様子はどのようか、分布の様子、
樹木の用途など、
また、名前の由来など、ほかにも
ちょっとおもしろそうな話があれば記入しています。
このようにして私の植物標本ができあがります。
植物のお花の咲く季節感も手帳ですぐわかり、
一生使えそうだなぁと思っています!
(さかたあこ 岐阜県 大学生)
紅葉がきれいになる季節、
「あ、この使い方、真似をしてみたい!」
って思いませんか?
そこで、さかたあこさんに
植物見本帳の作り方を
もう少し詳しく訊いてみました。
まず、手帳に収まる程度の植物採取を行います。
採取した葉っぱは、
様々な日付のページに挟まれ乾燥されるので、
とりあえず採取した日にちを
葉の目立たない場所に記しておきます。
あと、採取した植物は色が劣化していくので、
変わってしまう前に、
忘れてしまわぬ前に記しておくようにしています。
あと、葉っぱは表と裏、
まったく違う顔をしているので、
標本にする際に、
表と裏両方見ることが
出来るようにしておくのがポイントです!
小さな葉の植物であれば、一枝ちぎってきて、
手帳に挟むときに、
一枚の葉をねじって裏をむてけおくといいです。
大きな葉っぱであれば、裏もめくって見れるように、
どこか一箇所をテープ付けしておくと良いです。
あと、一応手帳としてうまく機能するように、
あまり水気の多いような植物は
挟まないようにしています。
たとえば、多肉植物や、果実です。
手帳が汚れてしまいます。
一応、学校で植物標本の作り方を習っていたので、
自分が使いやすいようにアレンジして標本としています。
(さかたあこ)
丁寧に教えていただき、どうもありがとうございました!
さかたあこさんは植物のデータは図鑑で調べて
書き込んでいると言うことでしたが
詳しいデータがなくても、
散歩をしていて拾った葉っぱや花びらが
手帳にはさまっていたら
季節やその場所の思い出が
よみがえってきそうですよね。
「ほぼ日手帳」には
使っている人の数だけ、使い方があります。
あなたの手帳が、
他の手帳ユーザーに使い方のヒントを
もたらしてくれるかもしれませんので
どのように使っているか
ぜひ「手帳CLUB」まで教えてくださいね!
応募について、くわしくはこちらをどうぞ。