2006.10.21
旧暦採用の「ほぼ日手帳」は沖縄ブレイク間近?!

2007年版から「ほぼ日手帳」に 旧暦を載せることにしました。
旧暦を知っているとすんなりと理解できる 日本の暮らし、日本の文化がたくさんあります。
そんな旧暦が、生活の中に根づいているという 沖縄にお住まいの方から届いたメールを ご紹介させていただきますね。

「旧暦あるよ」と伝えたら 「私も一緒に注文して!」と。

はじめまして。
沖縄在住のOLです。
私のほぼ日手帳歴は2006年版からです。

もともと手帳は大好きで、 年末は本屋さんで数時間かけながら 手帳を選ぶほどでした。
そんな私が手帳を持たなくなったのは4年ほど前から。
今の会社は社内ベンチャーで立ち上げた会社で 縁あってその立ち上げからかかわり グループウェアーを使うようになり、 PC、モバイル、携帯電話などで スケジュール管理をする日々を過ごしていました。
確かに便利なのですが‥‥。
気が付くと、やばいほどの記憶力の低下、 そしてゆとりのない毎日と 何かモヤモヤした虚無感がありました。

デジタルな便利さを手に入れると同時に、 失ったものは大きかったことをしみじみ感じました。
改めて「書く」という事は大切で 美しい行為なんだと実感しました。

それで、ひさしぶりに手帳選びをしたのですが、 どれもこれも何か足りない‥‥。
スケジュールはもちろん、日記代わりになり、 会議用メモにもなる手帳は???
そんなある日、ネットで見つけたのが 「ほぼ日手帳」でした。
なにより嬉しいのは、1日1ページ。
ずっと探していたのに、なかなかない仕様でした。
もちろん即、購入です!

求めていた手帳に出会い、嬉しくて 会社のスタッフ、友人に紹介したのですが、 一応に同じ反応が返ってきました。

「かわいい! 使いやすそう! いいなぁ!!」
「でも‥‥旧暦がないなら要らない。」

実は、ここ沖縄は旧暦での行事が多く、 盆、正月、冠婚葬祭、地域行事も、 ほとんどが旧暦ベースなのです。
それに付随する企業やイベントも多く、 沖縄県の経済は、 旧暦を中心に回っているといっても‥‥過言かな♪

でも裏づけはあります。
沖縄で作られるカレンダーも、 ほとんど旧暦が付いていて かえって旧暦がないカレンダーは人気がありません。
また、沖縄には「沖縄手帳」というロングセラーがあり 旧暦はもちろん、月の満ち欠け、 潮の満ち干きまで書いてある手帳です。

社会人になると、 わりと旧暦に依る行事が公私共にあるので 以前は若い人は恥ずかしいので こっそり持ち歩いていたのですが、 最近は若い女性向けにパステルカラーや 沖縄の染物「紅型」をあしらった物が出回り、 沖縄手帳は、老若男女に幅広く愛されています。

「たかが旧暦、されど旧暦」

それが今年、ほぼ日で旧暦の採用があると聞き、 以前紹介した皆に「旧暦あるよ」と伝えたら 「私も一緒に注文して!」と、 先日7冊もまとめて注文した次第です。

ほぼ日の沖縄ブレイクも願っていますが、 今年のほぼ日で、より多くの皆様が 旧暦の素晴らしさを肌で感じていただけたら もっと幸せな日本人が増えるような気がします。
(沖縄在住のOL)

肌で感じる季節に合った暦での生活。
沖縄のみなさまが感じている、 旧暦とともにある暮らしを、 2007年の「ほぼ日手帳」で、 綴っていっていただけると嬉しいです。

ますます気になる旧暦ですが、 旧暦に合わせた使い方でおすすめしたいこと、 旧暦にまつわるエピソードなどありましたら、 ぜひ、メールをお寄せくださいね。
応募について、くわしくはこちらをどうぞ。


古い記事へ 新しい記事へ
手帳CLUBのTOPへ戻る
ほぼ日のTOPへ戻る